【HW】HUANAN X79を買ってみた 


 最近はRAIDカードの検証などであれこれしていたのですが、その際にPCI-E 3.0でリンクでき、かつ自由に再起動できる遊んでいる資材が、自分の環境にはもらったGA-X79-UD-5とHPのML350pGen8しかありませんでした。
 しかし、ML3530pはサーバにありがちな再起動に2分3分かかるのが苦痛なのと、物理的なアクセス(積んでいる場所)の制限によりカードの差し替えがつらいと言う問題があり、GA-X79-UD5に関しては10G+FCoEなCNAなカードや、ほぼ全てのRAIDカードなどのオプションROMを持った拡張カードを挿すとPOSTしなくなるという問題がありました。

 なので、そろそろたたき台の板を更新しても良いかなと色々見ていたところ、謎のHUANAN X79というMBがオークションでXeon 2660v1とRegECCなDDR3メモリ4GBx4がついて2万円だったので、怖い物見たさと知的好奇心で買ってしまいました。そのメモを色々雑に書いておきます。
 更新する先が2011v1と言うのも残念ですが、DDR3メモリやらなんやらが余っているのでDDR4に移行できないという…。

べつに宣伝をするわけではないので、気になった人は各々探してみてください。
余談ですが、最初HUMANと読みましたがHUANANなので検索するときは注意してください。

内容物


 SATAケーブル、IOシールド、マニュアル、ドライバCD、Xeon 2660v1とRegECCなDDR3メモリ4GBx4、そして何故か親切にもCPUのサーマルグリスがついてきました。使いませんでしたが。
 Xeon 2660v1はどうやら正規品らしいです。CPU-ZやSR0KKというSスペックを信じる限りは…。




 メモリは、サーバでよく見るSamsungのDDR3 RDIMMでした。壊れていたら文句を言おうかと思ったのですが、Memtest86を2周してしまったので諦めます。

 マニュアルはフロントパネル用ピンヘッダの配置と、OSへのドライバインストールなどをさらっと書いた程度の物(中国語)であり、Supermicroのような細かい接続ブロックダイアグラムは一切ありませんでした。

外見


 リア端子は必要最低限、基板は割と堅い構成に見えます。




 オンボードに謎のm-SATAコネクタがあるのですが、WifiなどのPCI-Eカードが刺さるのか、mSATAを使った場合オンボードのSATA3ポートのどちらかと排他になるのか、その後ろにあるジャンパピンは何なのか、どこにも何も書いてないので謎です。

起動できるCPUについて


 XeonのES品・QS品、V1/V2何でもいけました。



 確認した限りの最大構成では、興味本位で買った12コアの2696v2のES品と、メモリも16GBのDDR3-1333Rx4の64GBまで確認しました。

 X79で何故RDIMMがいけるのか謎で仕方がありませんが、CPU側にメモリコントローラを搭載しているからなのか、Welcome to ようこそ謎チャイニーズテクノロジーなのかはわかりません。
 実はUD-5もv1のXeonに関してはES/製品版が起動できるのですが、RDIMMは認識できません。 このX79でもi7の3900/4900系を載せたら多分RDIMMは動かない気がしますが、未確認です。

その他



 BIOSのリビジョンは4.6.5で、最終更新はこの記事を書いた時点で半年前の10月でした。




 X79にしては息が長い気がしますが、公式製品ページが見つからないためBIOSのアップデートがどこから手に入るのかは謎です。

 CPUのヒートシンクにはZalman FX70と言う物を利用しました。
 まあじゃんぱらでたまたま安いのが見つかったのでこれにしたのですが、中々に芸術点が高い作りをしています。芸術的な作りが故に、持ち上げるときに左手小指と右手親指の2回指を切っているので、扱うときは気をつけましょう。

 グラボはかれこれ長く使っている(500円で数枚買った)Matrox G550のPCI-E x1版を使って検証しました。どうせリモート(RDP/IP-KVM/SSH)で作業してしまうので起動画面さえ見えればいいと言う割り切りさえすれば、貴重なx8やx16レーンを使わずに普段余るx1にグラフィックを回せるので、この手のマザボ使用時の検証用途には安く手に入ればおすすめです。
 ただしWDMなグラフィックドライバが出ていないのでWin8以降はドライバがあたりません。Win8以降は標準ドライバでそれなりに動きますが、間違えてメイン機で使おうとすると大変なことに…。


まとめ


 謎なMBですが、オンボードデバイスが必要最低限になっているためか、カードとの相性もなく癖のない動きをしています。が、信頼できるかというと怪しいので、目の届く範囲外での使用は避けたい気もします。

 しかし、良いか悪いかは別として、ES品が動いてしまい、かつ余ってる/割と安価に買えるRDIMMも使えると言う魅力もあるので、一概にダメとも言えないのが悩ましいところです。

 なので、物好きな人が、知的好奇心を満たすために自己責任で試す分にはいいと思います。

以上です。



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【その他】スマホが死んだ/USBハブ付きGibEケーブル買った 
 自分は1-2世代前の安くなった中古のスマホを買って適当なSIMを挿して使っているのですが、去年の2月くらいに買ったSOL25 (Xperia Z2)が車に轢かれて死にました。手元に来て享年1年でした。




 顛末としては、

雨が降っていたので、出ようとしたバスに駆け乗る→帰宅→1時間後、直前まであったスマホがないことに気がつく→Ggoogleのデバイスマネージャからもオフライン→駅前の交番までいき、遺失物届け出がないか確認→遺失物には来てないのでとりあえず紛失届を出す→帰り際、ちらっと見たら道端に転がっている見覚えのあるフォルム→死体発見→5分前に出した紛失届を取り下げ

 といった感じでした。 割と気に入っていたのにあまりにも悲しい別れでした。まあ、盗まれてデータ抜かれるよりはマシなので見つかってまだ良かったというべきでしょうか…

 発見当初は電源も入らない状態だったので、とりあえずUQMobileのSIMとマイクロSDを摘出したところ、マイクロSDは生きていたのですが、SIMはマイクロSIMが刺さる機種が手元になかったので生死が不明でした。
 手元のゴミ箱を漁ったところ、4000円だったのでとりあえず買ったSHL24が見つかったので、SIMを切って差し込み、動くかどうかだけみてみました。
 結果は、APN設定は必要でしたが、SIM自体はそのまま動いたので、しばらく代替としてSHL24を使う事にしたのですが、さすがに今となってはちょっと動作が厳しいです。

 その後、Zeonfone GoとButterfly 3(HTV31)を入手したのですが、ZenfoneはSIMサイズがマイクロなので 再度変換が必要になり、HTV31はVoLTE対応のSIMが必要(手持ちの物は非対応)になったので、どちらを使うにしてもそのままでは使えないのでしばらくはSHL24にルーターになってもらう必要がありそうです。。

 Xperia Z2の方は、バッテリへのダメージに依る爆発におびえながら、しばらく電源に繋いでいたところ電源は入るようになったので、いくつか欲しいデータがあったので何とか取得できないかあれこれしました。幸い?カスタムファームを入れていたので電源+VolDownでTWRPのリカバリシェルに入り、ADBドライバが通じたので何とかデータをサルベージで来ました。





 まあ、画面が見えないので多分リカバリシェルが立ち上がってるだろう、なのですが。。ちなみにリカバリ画面だとMHLケーブルを繋いでも何も出力されません。こういった事態に備えて何かしらの方法でリモート接続を出来るようにしておいても良いかもしれませんね…。



 閑話休題、最近のUltrabookのような薄型PCだとUSBポートが枯渇したり有線イーサネットポートが無かったりして不便なので、秋葉原PCネット地下の何とも怪しげなUSB3.0+GibE搭載ハブ?ハブ付きNIC?を買ってみました。




 前情報は何もありませんでしたが、開けてみるとKY-688というモデルで、中身はVIAのスイッチチップ+Realtek RTL8153という当たり障りのない構成でした。

 ネットワークパフォーマンス的には、iperfで940Mbps/上り下りが出て、USB3.0のスピードも200MB/s程度まで出ることは確認しましたが、手元にそれ以上速いデバイスがないのでどこで飽和するかは謎です。
 Surface3ProとL2的に繋がっているVM(AX3650S-48T4XW経由で10Gスイッチ接続)との計測結果です。

$ iperf -c Surface3Pro -i 10 -t 60
------------------------------------------------------------
Client connecting to Surface3Pro, TCP port 5001
TCP window size: 85.0 KByte (default)
------------------------------------------------------------
[ 3] local 172.20.1.66 port 60313 connected with 172.20.1.211 port 5001
[ ID] Interval Transfer Bandwidth
[ 3] 0.0-10.0 sec 1.10 GBytes 941 Mbits/sec
[ 3] 10.0-20.0 sec 1.10 GBytes 941 Mbits/sec
[ 3] 20.0-30.0 sec 1.10 GBytes 941 Mbits/sec
[ 3] 30.0-40.0 sec 1.10 GBytes 941 Mbits/sec
[ 3] 40.0-50.0 sec 1.10 GBytes 941 Mbits/sec
[ 3] 50.0-60.0 sec 1.09 GBytes 935 Mbits/sec
[ 3] 0.0-60.0 sec 6.57 GBytes 940 Mbits/sec


 クライアントとサーバを逆転しても変わらないので逆は省略

 RTL8153チップは最近のLinuxカーネルやWindows10ならそのまま認識できるので、軽作業用途には癖が無くておすすめです。ヘビーユースに耐えられるかは謎ですが。

以上です。



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【HW】Nutanix CEをHP ML380G7/P410i構成に入れようとしてドハマりした話 
 社内で自宅に構成したNutanix CEのデモを行ったところ、好感触だったのでとりあえずシングルノードで構成して触ってもらうことにしました。 しかし、あいてるHWがリース切れでもらってきたML380G7だったため、ドハマりする結果になりました…。なんとか原因がわかったので後世のためにバッドノウハウを残します。

余談:導入のいきさつ


 未だに後進的な開発方法を行っていたのでどうにかしたいと思ってはいたのですが、インフラに詳しい人がほぼいないうえ、自分もかかり切りになるわけにはいかない状況で(あと一々VM作成依頼とか受けたくない)、誰でも必要なときにVMを作れるNutanix CEは非常に良いソリューションでした。

ちなみに過去に開放するサーバのハイパーバイザを検討した結果:
VMware→vCenterServerがないのでクローンとか作るのが厳しいし、そのたびに一から作るのはあまりに効率が悪いので没 (出来なくはないけどSSHでログインしてvmkfstools 使えとかvmxファイルいじれとか非インフラの人にはもっと厳しい)
Linux KVM→同上 (そもそもアプリ開発チームにKVM使ったことある人いないのでは…)
HyperV→まあ妥当かなと思っていたけど社内にライセンスが2008R2Stdしかないのでメモリ32GB制限とRDP接続数制限…

 もちろん、それぞれ良いところはあるのですが、どれもある程度のナレッジが必要なので、あまり深く考えずに使う、というのはちょっと厳しいかなと思いました。

 なので、ちょっと暇が出来たので「とりあえず箱は用意したから好きに使っていいよ、ただし冗長性はないからいつ吹っ飛ぶか分からないから、必要なデータはgitデーモンなりSVNなりあとで本番仮想機の上に作るのでそっちに退避してね」というスタンスでNutanix CEを入れようとしたのですが…

構成


ハードウェア構成
筐体 HP Proliant ML380G7
ストレージコントローラ P410i (1G-FBWC付き)
ディスク構成 2.5インチSAS 300GB*8
CPU Xeon X5680*2
メモリ 48GB

OSバージョン
ce-2017.02.23-stable.img.gz

 ディスクが8本あるのに全て300GBというNutanix CEのHDD500GB要件を満たさないため、「じゃあ全てRAID5でくっつけて一つにするか!」という安易な発想から、サポート外構成のディスク構成をとりました。ただ、SSDがないため、SSDだけは買ってもらい、HDDを一つ抜いてSSDに交換したので以下のようなディスク構成になりました。

Array A 300*7 RAID5 1.8TiB
Array B 240GB * 1 RAID0


USBにce-2017.02.23-stableを焼き、起動までは良かったのですが…

ハマり1 ディスクがSSDとして認識されない


 みんなのハマりポイントなので情報は沢山ありました。SmartArrayはSSDとして認識するのですが、何故かOSにはそれを見せないようです。
echo 0 > /sys/block/【SSD】/queue/rotational

にてインストーラはごまかせました

ハマり2 CVM再起動後ストレージプールが死ぬ


 CVM起動後、PrismからみるとArray Aも何故かSSDと認識され、おかしいなーと思いCVMを再起動したところ、ストレージプールへ一切の書き込みが出来なくなりました。
家に帰ってからも手持ちのP410コントローラを使い
Array A 1TB SATA HDD*2 RAID0
Array B 240GB SATA SSD * 1 RAID0

構成で同様のことを行ったのですが、やはり死にました。
 余談ですがSmartArray P410がX79などのMBで起動しなかったため、メモリとコア数に余裕のある(Xeon L5640/6コア)懐かしのX58を引き出しました…。



原因


 長時間の手探りの調査のあと、原因はSmartArrayで定義されたディスクが、ディスクのシリアルの代わりにコントローラのシリアルを返すことだと判明しました。

[root@NTNX-71f86937-A ~]# smartctl -a /dev/sda
=== START OF INFORMATION SECTION ===
Vendor: HP
Product: LOGICAL VOLUME
Revision: 6.64
User Capacity: 240,021,504,000 bytes [240 GB]
Logical block size: 512 bytes
Rotation Rate: 15000 rpm
Logical Unit id: 0x600508b1001cb8ae0693a3fdcc1e17ca

Serial number: PACCRID11320BPR <========これ

Device type: disk
Local Time is: Thu Mar 9 14:24:53 2017 PST
SMART support is: Unavailable - device lacks SMART capability.

=== START OF READ SMART DATA SECTION ===

Error Counter logging not supported

Device does not support Self Test logging
[root@NTNX-71f86937-A ~]# smartctl -a /dev/sdb
smartctl 6.2 2013-07-26 r3841 [x86_64-linux-4.4.26-1.el7.nutanix.20170222.x86_64] (local build)
Copyright (C) 2002-13, Bruce Allen, Christian Franke,www.smartmontools.org

=== START OF INFORMATION SECTION ===
Vendor: HP
Product: LOGICAL VOLUME
Revision: 6.64
User Capacity: 2,000,342,441,984 bytes [2.00 TB]
Logical block size: 512 bytes
Rotation Rate: 15000 rpm
Logical Unit id: 0x600508b1001cec93d95097d47affa22f

Serial number: PACCRID11320BPR <========これ

Device type: disk
Local Time is: Thu Mar 9 14:24:56 2017 PST
SMART support is: Unavailable - device lacks SMART capability.

=== START OF READ SMART DATA SECTION ===

Error Counter logging not supported

Device does not support Self Test logging

[root@NTNX-71f86937-A ~]#hpacucli ctrl slot=1 show

Smart Array P410 in Slot 1
Bus Interface: PCI
Slot: 1
Serial Number: PACCRID11320BPR   <========これ



 このシリアルがCVMの初期設定時にxmlに書かれるのですが、このシリアルをCVMの中でマウントポイントとして使っているため、同じシリアルがあると二重マウントになりどちらかがアクセスできなくなります。


[root@NTNX-d16bad23-A ~]# virsh dumpxml NTNX-d16bad23-A-CVM
(省略)
<disk type='block' device='disk'>
<driver name='qemu' type='raw' cache='none' io='native'/>
<source dev='/dev/disk/by-id/scsi-3600508b1001cec93d95097d47affa22f'/>
<backingStore/>
<target dev='sda' bus='scsi'/>
<serial>PACCRID11320BPR</serial>      <========これ
<wwn>600508b1001cec93</wwn>
<vendor>ATA</vendor>
<product>LOGICAL VOLUME</product>
<alias name='scsi0-0-0-0'/>
<address type='drive' controller='0' bus='0' target='0' unit='0'/>
</disk>


<disk type='block' device='disk'>
<driver name='qemu' type='raw' cache='none' io='native'/>
<source dev='/dev/disk/by-id/scsi-3600508b1001cb8ae0693a3fdcc1e17ca'/>
<backingStore/>
<target dev='sdb' bus='scsi'/>
<serial>PACCRID11320BPR</serial>      <========これ
<wwn>600508b1001cb8ae</wwn>
<vendor>ATA</vendor>
<product>LOGICAL VOLUME</product>
<alias name='scsi0-0-0-1'/>
<address type='drive' controller='0' bus='0' target='0' unit='1'/>
</disk>


CVM上のマウントポイントは以下のようになります。
nutanix@NTNX-71f86937-A-CVM:172.20.1.114:~$ mount
(省略)
/dev/sdb1 on /home/nutanix/data/stargate-storage/disks/PACCRID11320BPR type ext4 (rw,nosuid,noatime,data=ordered,nodiscard,nodelalloc,init_itable=30)
/dev/sda4 on /home/nutanix/data/stargate-storage/disks/PACCRID11320BPR type ext4 (rw,nosuid,noatime,data=ordered,nodiscard,nodelalloc,init_itable=30)
none on /dev/cgroup type cgroup (rw,cpu,cpuacct,memory,freezer,net_cls)


 この結果から、1つのSmartArrayコントローラ上で論理ディスクを2つ以上作ると死ぬ事が確定したので、これを回避する必要があります。どうにかコントローラからエクスポートするシリアルを変更できないか、CVM構成後にディスク情報を変えられないか調べたのですが、時間の無駄でした。

 この記事を書きながらふと「ではlibvirt向けのxmlを書き出すところでstartctrlからの情報ではなくその都度ランダムに生成するようにすれば、あるいは…」とも思いましたが気力が尽きました。

対処法


 今回の対処としては、光学ドライブに2.5インチのディスクをマウントする12.5mm厚のダミーマウンタを買い、SSDはAHCIに見せることにしました。


 どうでも良いですが、ML380の光学ドライブを交換したあとにディスクの後ろに付いているスペーサに気がつきました。


 めんどくさいのでそのままです。窪んでます。雑い。


ハマり3 何故かSmartArrayの通常ディスクがSSDとして認識されてしまう


 かくして、マウントポイントが被る問題は対処できたのですが、今度は何故か何度CVMを作り直しても、通常のHDDがSSDとして認識されてしまいました。
 これが今回の大きなハマりポイントでした。

 Prismやnclからみても、HDDであるべきストレージがSSDと認識されてしまいます。もちろん、ホスト上の/sys/~/rotationalは1を返しています。1.5TのSSDが本当にあったら良かったんですが、残念ながらHDDです。



 まあそのままでも動くので、階層化が全く機能しなくなるけどもう良いかなと心が折れかけていましたが、原因が見つかりました。

原因


 Nutanix CEにinstallで入ると、インストールスクリプトの中でどのディスクがSSDであるかをhclリストの中から探し、その中になければ今回SSDとして認識されたディスク(cat /sys/~/rotational 0として認識したディスク)を/home/install/phx_iso/phoenix/hcl.jsonの中に追記し、それをCVMに渡すようです。

 CVMは、起動時にそのjsonを元に、今アタッチされているディスクのうちどれがSSDかを確認するようです。アタッチされているディスクの情報は、libvirtのxmlに書かれたProduct名(今回は<product>LOGICAL VOLUME</product>と言う値)がCVMに渡るようです。

 さて、この/home/install/phx_iso/phoenix/hcl.jsonですが、再インストールのためにrootで./cleanup.sh を行っても初期の状態には戻らないため、過去にecho 0 >/sys~をやって過去にSSDとして認識されてしまうと、そのディスクがずっとSSDとして残り続けるようです。これが原因でした。

対処法


/home/install/phx_iso/phoenix/hcl.jsonを編集し、該当行を消し、CVMを作り直します。もしくはもう一度USBメモリを作り直し、初期の状態にもどします。
 今回は下記の行をまるっと削除し、再度installでログインしてCVMを作り直しました。
{
"nand_type": "MLC",
"capacity_gb": 240.02150400000002,
"interface": "SATA600",
"data": "true",
"last_edit": 1489090465,
"manufacturer": "Community Edition",
"boot": "true",
"model_string": "LOGICAL VOLUME",
"approved_by": "Nutanix, CE",
"model": "LOGICAL VOLUME",
"metadata": "true"
}


 その後、無事にHDDとして認識されました。

まとめ


サポート外構成は、やめようね!!!


 何故サポートしないか、それにはちゃんとした理由があると実感しました。つらかった…
 少なくとも、NutanixにP410以前のSmartArrayカードはサポートされていないので使うべきではありません。特に1つのコントローラで2つ以上の論理ドライブを作成する場合は確実に死にます。

 MegaRAIDカードの場合は、インストールスクリプト中でmegacliであれこれしてシリアルを抜き出しているようなので、それぞれのディスクをRAID0で見せる場合は大丈夫な気がしますが、複数のディスクでRAID5などを作成した場合は分かりません。

 SmartArrayも、P420以降に関しては、ファームバージョン7くらいからHBAモードがあるのは確認しましたが、HBAモード時にディスクのSerialをどう返すかは未確認です。

 しかしながら、このほぼ情報がないトラブルのおかげでずいぶんとnutanixがインストール時に何をするかを深いところまでみられたので、勉強にはなりました。あとncliやhpacucliも初めて使いましたが調査の段階で何度も様々なコマンドを打ったので、だいぶ慣れました。

 多分運用が始まるとそれはそれで問題が出るので、何かあればまた記事にしようと思います。


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【Network】Nuroを試してみた が… 
 最近、Fletsの回線がISP(OCN、オープンサーキット、インタリンクが対象)に関わらず特に19時前後が目に見えて遅いので、Nuroに興味を持っていました。
一応、1Gの線は引いているのですが、19時前後では
http://beta.speedtest.net/
のSoftEther社を選んでも大体3-50Mbps程度で、午前3時4時に同じく実行すると上下500Mbps程度出たりします。1G線を引いた直後はそれなりに速かったのですが、最近になって速度低下が目立つようになってきました。PPPoEの収容が限界に近いという話もあり、そろそろつらい感じです。

生活LANの午前3時頃の速度です。



同日の午後19時頃の速度です



中々にひどい

 某所でv6のIPIPトンネル張ってあれこれしようという話もあったのですが、残念ながらひかり電話が必要なため、NGN網内IPv6が受けられず、この方法は断念しました。

 そんなところにNuroを500円で体験できるワンコイン体験キャンペーン(すでに終了してます)があったので申し込んでみました。が、開通まで1ヶ月以上要しました…。

開通までの苦痛


 新規で申し込むにあたり、ページにあるように
1 宅外FCキャビネットから宅内へのファイバ引き込み (So-net施工)
2 電線からFCキャビネットへのファイバ引き込み (NTT施工)
という2ステップの工事があり、2回の日程調整および立ち会いが必要になります。

 1回目のSo-net側の工事は問題なく終わったのですが、2回目のNTT側の工事で問題が起きました。宅内工事の際に、次回訪問日程の確認を行い、同意を得たはずだったのですが、当日19時になってもNTTが現れませんでした。

 19時はさすがに遅すぎると思いSo-netのサポートセンターに連絡したところ、申し込みの際に自宅の住所を「東京都千代田区千代田1-1-1」といった住所をハイフン抜きで入力してしまい、「東京都千代田区千代田111」と入力してしまったため、NTT側から「そんな住所ねえよ」と差し戻しを食らっていたとのことでした。

 1回目の訪問が(おそらく施工者がよしなに解釈してしまったが故に)問題なく行われていたため、まさか入力ミスがあるとは気がつきませんでした。
 確かに自分の非ではあるのですが、そもそも何故リジェクトされた時点でこちらに連絡をしないのか、NTTも郵便番号が入ってるのだからそれくらい分かるだろこのクソ役所ども…という黒い気持ちを抑え、とりあえず内容を修正してもらい、いつ頃なら予定が取れるかという折り返しの連絡をしてもらうことにしました。ここで1週間のロス。

 そして連絡を待つこと4日…未だに連絡が来なかったので、さすがに遅すぎると再度サポートセンターに電話をしたところ、「大変申し訳ありません。こちら予約の取得が可能となっておりました。最短1週間後から取得可能となっておりますが、いかがなさいますか?」との返答。

わーーー!!御社には引き継ぎと社内コミュニケーションが苦手なフレンズ し か いないんだね!!!!くそーーーーーい!!! ほんまつっかえ…
 こちらから連絡しなかったら永遠に来なかったのではないでしょうか…まあSo-netに多くのことを期待することがそもそもの間違えであり、経験上過去にも実績(悪い意味で)があるので、納得は出来ます。
  また、サポートセンターに繋ぐ際には非常に長くの時間「ただ今混み合っているので少々お待ちください」の自動音声を聞く必要がある為、スピーカーホンにしてしばらく電話を放置する必要があります。SIPサーバやVoIP機の音声の途切れや揺れなどを確認するためのベンチマークの電話先としてはいいかもしれません。
  まあ、そのレベルで人的資源が足りていないと言う事なのでしょう。

 結局、宅外工事は申し込んでから1ヶ月以上経ってようやく完了しました。

開通後の苦痛


 NuroではGPONがグローバルIPをもつ仕様となり、配布するのは基本的にローカルIPのみと言うことは把握していたので、前もって今のネットワークを大きく変更しないでGWを追加するためのセグメントを作成していました。しかし箱を開けてみてびっくり、渡されたHG8045Dが思っていた以上にクズでした。

  VLANが切れないとかIPインターフェースを複数持てないとかは許せないながらも仕方ないとして、スタティックルーティングすらも切れないのです。2000円で買えるばっふぁろーのルーターやNTTから渡されるONUについているおまけルーターですらもその程度は出来るので、まさかこれができないとは思っていませんでした。

 はっきり言って、HGWとして渡される何かは「でんきにつなげるとあったかくなるみどりいろにひかるゴミ」です。 既存の物があり、要件にも合わず、極力無駄なことをさせたくなかったので、無線も含めDHCPやDNSプロクシなど不要な機能は全て無効にしました。
 せめてもの救いとしてはDMZ機能を持っているので、この「みどりいろにひかるゴミ」をどうにかするために既存のVMにNATをさせ、普段はそちらのVMをDMZとし、ポートフォワードなどの必要な機能はNAT-VMでどうにかすることにしました。pfsenseちゃんマジ天使
 もっとも、固定IPオプション付きの法人向けのGPONはその下にDHCPでグローバルIPを払い出してくれるので、ある程度複雑なネットワークであればそちらにするべきだとは思います。費用的に個人で出すには少しつらいですが。

 ひとつNuroの肩を持つとすれば、下り2Gbpsというのは確かにでます。2台のDell Latitude E7440(片方はCore i5 4510u/RAM16G、もう片方は4500u/8G)を「みどりいろにひかるゴミ」のLANポートにそれぞれ直接接続しスピードを測ったところ、タスクマネージャからみてもそれぞれで違うサーバから900Mbpsに近い速度はでていたので、たとえそれが速度測定サイトのみ加速する、いわゆる「チートブースト」であったとしても一応スペック通りと言えるとは思います。



 また、VMにNAT(宅内二重NAT)させたあとのスコアも、上りが若干落ちるものの十分な速度はでています。ショートパケットはどうだか分かりませんが。



 では実際のところはどうか、となると、JAISTや理研などからDebianのISOを落とすときには大体3-400Mbps位になるので、まあそんなところです。
 ただ、Flets側が腐る時間帯でもNuroでは大きな速度低下はないので、メリットはありました。

まとめ


・So-netに何か確認するときには自分から積極的に進捗に関して突っつこう
・ある程度複雑なネットワークがあると、渡されるHGWは「でんきにつなげるとあったかくなるみどりいろにひかるゴミ」
・ネットワークに関しては、「今のところは」悪くない

以上、愚痴でした。

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【HW】RackSwitch G8124-Eのファンを交換してみた 



 3年くらい前にRackSwitch G8124-EをeBayで仕入れ、しばらく使用していたのですが、あるときにファンの一つが故障し、それまで30%くらいで回転していたファンが全て減退運転に入り、全て80%くらいで回転するようになりました。それまでは結構静かだったのですが、さすがに小型ファンの高速回転はうるさく、部屋のノイズ主成分(音的な意味で)になっていました。
 うるさい事と定期的にファン故障のトラップが飛ぶ以外は特に問題がないので(問題ですが)、故障後も放置してしばらく使っていましたが、運良く非常に安くApresia 130000が手に入ったので交換してしまいました。





 燦然と輝く真っ青なスイッチに、VLANを使った程度のL2ネットワークをさせるだけではオーバースペック感ありますが、まあそれなりに静かでいい感じです。
 その後、G8124は放置になっていたのですが、ふと直せるかどうか気になったのでふたを開けてみました。

 壊れたファンはSUNONのGM1204PQV1-8Aと言うファンで、他のファンはUltraFlo W40S12BUA5-52なのですが、何故かこれだけSUNON製のものになっていました。元のオーナーが同じように手で直したのでしょうか…。




 とりあえず、ファンの形状やコネクタは一般的なもののように見えたので、手元のゴミを漁ったら秋葉原でいつか役に立ちそうな気がして買った40ミリファンの連結した何かが出てきたので、それを分解して交換することにしました。




 多分Supermicroの保守パーツ的な何かだと思いますが、もはやこれが何であってもどうでもいいです。




 その中のファンにはSanAceの109P0412J3063が使われていました。むしろ他のも全てこれに交換してしまいたいレベルですが、とりあえず壊れた部分だけ交換します。

 交換して、ひとまず動くか電源ON。起動しましたが、その直後異臭が立ちこめたので真顔で即座にACを引っこ抜きました。幸い、発煙や炎上はありませんでしたが、部屋がICを過電流で焼いたときの臭いで包まれました。この臭いほんとに嫌いです…(嗅ぐ羽目になったシチュエーションでは大体ああああああなことになってるので)

 原因を確認してみると、コネクタは普通の3ピンなのですがアサインが違いました。これは死ぬ。何故確認しなかったし…。




 解決策として、SUNON製のファンのコネクタを切り取り、綺麗な芋ハンダ(汚い)で直そうかと思いましたが、半田ごてをしばらく使っていなかったので引っ張り出すのがめんどくさくなり、その代わり手元にあったブレッドボード用のジャンプワイヤを使う事にしました。




 その後おそるおそる起動してみると、とりあえずファンは順調に回っていたので、再び電源を落とし、ふたを戻しました。
 ふたを戻したあと、起動してみると、普段はファン故障でファンの回転数は落ちないのですが、今回は無事に回転数が落ちました。ファンの全回転時と比べ、20Wくらいの差がありました。
 コンソールに入ってみると、無事に回転数も取れていました。

RS G8124-E#show sys-info

System Information at 15:44:38 Mon Sep 5, 2016
Time zone: No timezone configured
Daylight Savings Time Status: Disabled

IBM Networking Operating System RackSwitch G8124-E

Switch has been up for 0 days, 0 hours, 12 minutes and 9 seconds.
Last boot: 15:32:42 Mon Sep 5, 2016 (power cycle)

MAC address: xx:xx:xx:xx:xx:xx IP (If 1) address: 0.0.0.0
MGMT-A Port MAC Address: xx:xx:xx:xx:xx:xx
MGMT-A Port IP Address (if 127): 172.20.1.6
MGMT-B Port MAC Address: xx:xx:xx:xx:xx:xx
MGMT-B Port IP Address (if 128): 192.168.51.50
Hardware Revision: 8
Board Revision: 2
Switch Serial No: xx:xx:xx:xx:xx:xx
Hardware Part No: xx:xx:xx:xx:xx:xx Spare Part No: xx:xx:xx:xx:xx:xx
Manufacturing date: 10/46


Software Version 7.9.11 (FLASH image2), active configuration.
Boot kernel version 7.9.11



Temperature Sensor 1: 21.5 C
Temperature Sensor 2: 27.0 C
Temperature Sensor 3: 26.00 C
Temperature Sensor 4: 43.75 C
Temperature Sensor 5: 35.50 C

Warning at 85C and Failure at 100C

Speed of Fan 1: 7964 RPM (75 PWM)
Speed of Fan 2: 8169 RPM (75 PWM)
Speed of Fan 3: 8023 RPM (75 PWM) <---故障したファン
Speed of Fan 4: 8503 RPM (75 PWM)
Speed of Fan 5: 8256 RPM (75 PWM)
Speed of Fan 6: 8120 RPM (75 PWM)

System Fan Airflow: Front to Rear

State of Power Supply 1: On
State of Power Supply 2: On


 自分の不確認により一つSanAceの109P0412J3063が犠牲になりましたが、最終的には無事に直すことが出来ました。直しても今後使う予定はないので微妙ですが、某所のラボネットワークの変更時に持ち込もうかなあ…。

 ピンアサインにさえ気をつければ一般品でも交換できるので、保守のないスイッチで、もし同じようにファン故障で困っている人がいたら試す価値はあると思います。

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