電源の二重化 
秋葉原の某ジャンクコーナーでCorepower2の出力が600Wでコネクタプラグインタイプのものが500円で売っていたので「動くのか?」と思いつつも買ってみた。まぁ見た限りでは新品というか「どっかから諸事情により普通の売り物が流れてきた」という感じでコンデンサが妊娠していたり何かが焦げていたりということもなかったので「大体は動くだろう」と思っていたのだけど


家に帰って試しに狐マザーに3870を積んで定番の3DMarkやたわし(※ATI Toolsのあれ)をある程度まわしてみたが、特に鳴いたり異臭がしたり電源が落ちたりと言うことが無かった。ちなみに平均消費電力は250Wくらい。次に調子に乗って多分最も電源ベンチになるだろうGTX295を積んで同じようなことをしてみた。平均消費電力は400Wに届きそうな勢いだったが特に問題はなかった。

無事に動いたのを確認しただけで眠らせるのはもったいない(ほとんど衝動買いなので使い道は考えていなかった)ような気がしたので何か有効な方法がないかと考えてみたところ、P190のように電源を2つ積めないかという考えが浮かんだ。

昔のマシンが起動できなくなったときに「電源が死んだのか?」と思って電源だけをピンショートさせて起動させたことがあるので、ATX電源そのものは単体でも起動することが出来るのは確認済みだ。
(参考:http://www1.ocn.ne.jp/~yukiti/data/atx_pwr.htm)
この方法はよく店でFANの展示とかしてあるところで使われている。

ここで思いついたのは「ならば2つの電源の同じ端子同士をショートさせておけば連動して起動できるんじゃね?」と言うことだ。


以下、色々危険なのでもしこれを見て自分でも試そうと思っても自己責任でお願いします!!



まあそんな変態さんはいないと思うけどね。


まず準備。電源のPWR_ONラインと適当なGNDラインをどうにかしてつなぐ。このとき、間違えても黄色の線に刺してはいけない。12Vの高圧電流にさわるのはさすがにまずい。

何か無いかと探したらまち針が出てきたので今回はこれを使うことにする。多分まち針をこんな風に使う人は他にいないのではないかと思う。





これを両方の電源の24ピンにやったら同じ端子同士を蓑虫クリップあたりで繋ぐ。蓑虫クリップは何か試そうと思ったときにあると便利なので各家庭5本ずつくらい持っておくことをおすすめする。

誰かが「日本人男性の7割がそう」と言われているアレみたいといったせいでそう見えてしまって困る。俺の純粋な心を穢さないでください。





これで電源を連動させる準備は出来た。後は深呼吸して他の場所とショートしていないことを願うのみ。


両方の電源のスイッチを入れ、メインマシンの電源ボタンを押す。
そして…








ついた!


グラボ分の電源はしっかりとこっちの方から供給されている。




これで理論上750W+600Wで1350Wの電源を搭載したことになる。うはwwwww

問題はケースに収まらないということだが、大蛇とUltraKazeの関係でもうどのみち閉められないので問題ない。後は見栄えの問題だが、まぁそれは次回…


どうでもいいおまけ

100円だったからついカッとなって買った。後悔はしてない。

使い心地は…下にあるDPの方が2倍くらい上
マウスの滑りが悪い…

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Interrupt病 
前のエントリの後、「最悪OS入れ直してドライバ入れ直せば問題ないだろう」と思ってOSを入れ直したのだが、それだけではすまなかった。
タスクマネージャ上では全くCPUを使用しているプロセスが見つからないにもかかわらず、CPUを常に50%(シングルコアだと100%)も占有しているという症状が起きたのだ。

ここでProcessExplorerというソフトを使うと、Interruptという項目があり、こいつが常にCPUを使用していることが分かる。



このInterruptというのはHardware Interruptという名の通り、ハードウェアの割り込みだ。何かが干渉するとここが異常にあがる。

実は以前にもこのInterrupt病になったことがあるのだが、そのときはサウンドカードに刺さっているMidiキーボードの電源を起動の前からOnにすると回避できた。まるで「何故???」という状態だった…。
今回もそのサウンドカード系が干渉してるのかもと思いカードをGPU以外すべて外し起動してみたり、GPUを変えたりと色々試したのだがどれも見当違いだった。

しばらくの格闘タイムの後、何とか原因を突き止めた。OverClockが原因だったようだ。OCを解いてみてOSを起動すると、このInterrupt病は治った。

前までは全く何の問題もなく快調に動いていたのに何故急に発病したのかは謎だが、Load Optimizeed Settings→起動→OC→起動→Load と何回か繰り返したところ直った。もう謎すぎて頭が痛い…。


そして3DMarkを回すと、スコアは前と同じスコアに復活した。もう簡単にベータドライバに手を出したりしないよ…

暇だったのでついでに3DMarkを様々な解像度で回してみた。


320*240



800*600


1280 デフォ





1280*1024 aa4



1280*1024 aa8


1980*1200 aa4
画像紛失
スコアは16000くらい



320*240ではぶっちぎりのスコアが出るかと思ったが処理が軽すぎるのか逆に落ちてしまった。
1280でもAAが4倍くらいまでだと今のグラボには軽すぎるのか、CPUネックになってしまっていてこれ以上GPUを上げても意味がないように見える。

3870との比較
http://iax-tech.com/video/3870/38703.htm

C2Qを4GHzで回しているので総合スコアは公平なスコアではないけどCPUを抜いた所では大体前と同じスコアだ。





よりFPSを上げるにはCPUの交換が必要になるかと思いきや、この2枚をみるとC2QとC2Dの間でGPUに関する数値はほとんど誤差の範囲になってしまっている(むしろSM/HDRは4.32GHzで回っているこっちのシステムの方が高い)ので、「より高く1つのコアが回るほう」が有利なのだろう。

このOCによりまだスコアが伸びるという所をみるとGPUネックはもう少し先のようだ。

i7も4.7GHzで回るらしいが…正直今のシステムより(ゲームは)ずば抜けて早くなるということはないだろうと思う。DDR3メモリやFSBという概念からQPIへ変わったというところを含めても。

というわけでこの石が焼け石になるまでこの8400を使おうと思う。


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Geforce driver 185.66 


久々に青画面
青画面の発色の良さに定評があるのが昔のATIだったんだよな
今はどっちも変わらずにきれいな青画面を映すから困る


nVidiaから185.66ドライバが出たので入れてみた結果がこれだよ!

295のドライバ更新→XP起動しなくなる→セーフモードでドライバを入れ直してみる→XP起動するもSLI有効にはならず→nvidiaのコンパネからSLI有効にする→画面バグる→再起動→青画面

という、見事に負のループに陥った。ベータ版ドライバなのでまだ人柱という段階であるにしてももう少し何とかならなかったのか…。

「おー、Catalyst9.4出てるじゃん!4870買ってたら即入れて動かすのになー(そしてデジタル格闘タイム突入)」とか思ってたところ見事にこっち側でも爆発した。久々にデジタル格闘タイムをした。

ちなみに写してるのは3870から出力されているディスプレイというね。

まぁ、(7割方)俺の環境が悪いっていうのもあるだろうけどね。この辺は検証してみないとわからないけど一応更新の際には(特に295みたいなデュアルカード使ってる変態さんは)気をつけるべきだろう。


ところでドライバだけで100MB超ものサイズがあるってどうなんだよ…


*追記
295だけさして起動しドライバをデバイスマネージャから入れるとドライバが入るように見えるのだが、なぜかドライバのバージョンは182.08から更新されていない。ってかもうこれOS入れ直そう…。

**さらに追記
GPUを295だけにしてOSを入れた直後の段階に復元して185.66をインスコし3DMarkを回すと12000というふざけた値が出てきた。何かの間違いだろうと思い再起動しようとしたらやっぱりあぼん。ベータってレベルじゃねーぞw

***追記&結論***
祭りになってたw
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1238678071/
ゴミドライバ過ぎた

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ネットワークの共有 
この間SoundblasterのAudigyが1k円で売っていたのでまたSBを買ってしまった。AudigyにはIEEE1394が搭載されていて、しかもピンヘッダもあるのでサブマシンのフロントパネルを有効に使える←ただピンヘッダに余ってるコネクタ繋ぎたかっただけ

//個人的にはFirewire/iLinkと言う呼び名より1394と言う呼び名の方がしっくり来るので以下1394と呼ぶ事にする

1394を増設したはいいけどMidiコンなんてもっていないので使い道が思い当たらない。なんかないかなーと考えてみると、ノートPCにも1394のMiniコネクタがあるではないか。1394はネットワークインターフェースとしても使えるので、試しにこれで通信してみることにした。

サブマシンではDHCPが動いていないので、まず双方の1394インターフェースに自分でIPを割り当てる。このとき、1394のアドレスをLANと同じ192.168.1.*に設定したのだけど、この設定をしてしまうとサブマシンの方はEtherの方が優先度が高いので同じ-.-.1.*だと1394ではなくEtherを読みに行ってしまうようでノートからは疎通できたが逆からは出来なかった。

図にしてみる



これが今のLANの構成だ(一部アドレスは違うが)。
分かりづらいけど赤の部分がEther、青の部分が1394だ。

この状態だと、ノートから見るとネットワークは168.1.6しか居ないように見えるけど、鯖から見るとノートは赤いネットワークにいるように見えてしまうらしくルーター兼モデムに問い合わせに行ってしまい、ルーターは青いネットワークとは縁がないのでタイムアウトをしてしまった。

しかし、1394のアドレス帯を192.168.2.*にすると鯖は1394インターフェースから読みに行くようになった。

同じアドレス帯を使う場合はWindowsならroute addを使って「このアドレスはこのインターフェースから接続をしに行く」と明示しないと駄目なようだ。他のOSも然り。
考えてみるとその通りなのだけど身をもって体験すると理解度が増すというか。



そして、WindowsXPにはNICの共有機能というものがついているのだけど、これを知っている人は少ない。(と、言うか俺も知らなかった)
これはWindowsで簡単にゲートウェイを作ることができるようになる機能で、ネットワークの設定→プロパティー→詳細設定→インターネット接続の共有 から出来る。

ここで勘違いしていたのが、共有させるのはインターネットに接続しているNICで、この場合1394を共有しても意味がないと言うことだ。

NICを共有させると何故かNICのアドレスが強制的に192.168.0.1になってしまい、今の環境だとルーターのサブネットマスクが192.168.1.0/24なので192.168.0.*からの接続は出来なくなってしまった。仕方がないので手動で192.168.1.2と打ち直しつじつまを合わせた。

このときの鯖の構成は、
NIC 192.168.1.2
1394 192.168.2.1
だ。

そしてノートPCの1394には192.168.2.2を割り当て、デフォルトゲートウェイとDNSを192.168.2.1にすると、無事にネットワークにつながるようになった。



ふと、この原理を利用して大学の部室でもこれが使えないかと試してみたところ、図のようにノートPCのWLANを共有させることによりイーサネットコンバータとして使う事も出来た。



うーん、ネットワークは奥が深い…


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誰得wwwwww 
http://kuroutoshikou.com/modules/display/?iid=1340
ちょwww馬鹿なのwwww?

需要あるのかこれw

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