SRPによる「ぼくのかんがえたさいきょうのすとれーじ」構想を実現するべく、様々な検証をした結果、どうやらSCSTとSRPそのものは問題なさそうだという結論が出つつあった。そして、ストレージサーバにSCSTカーネルを入れようと計画していて、あることに気がつく。SCSTカーネルだとZFS on LinuxのネイティブZFSのconfigureが通らない。どうにか動かそうと1日は頑張ったが、結局心が折れ、挫折した。
( ◠‿◠ )<ザコめ (◞‸◟)
しかし、調べてみるとib_srptモジュールがlinux kernel3.3くらいから(あいまい)マージせれたらしく、それがあればLIOからSRPがしゃべれるらしい。
debianには3.2以降のカーネルは公式にはないが、(カーネル的な意味で)一歩先を行くubuntu server が12.04ではデフォルトで3.5なので、試しにUbuntu serverを入れてmodinfoをしてみると、確かにib_srptモジュールはある。そして、ZFSのパッケージもあり、3.5カーネルの上でZFSもうごいた。もしかしたら、これならZFSとSRPもいけるのでは--?
---そして、再び格闘が始まった---
前置きが長くなりましたが、だいたいこんな感じです。2ヶ月くらい前からやろうやろうと思いつつ何もしていませんでしたが、どうにか動いたのでメモとして残します。両方ともまだ実績のないいろんな意味でとんがった構成ですがどうなるか…。。
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大した内容ではないのですが、IBのスイッチが入り、DDRなHBAとケーブルが安価にまとまった量入ったので、ファイルサーバー等のやりとり用の裏LAN的なものを3月上旬頃にIBに置き換えてみました。
通常ではあまり実感がないですが、やはりVMイメージの転送をするときなど、ディスクの束からディスクの束へのファイルのやりとりはかなり速くなりました。ただOFED入れてIPoIPを有効にし、ConnectedModeにしてMTUを65520にしただけで大体Win7->Debian Sambaへの転送が大きいファイルであれば4Gbps程度でます。ディスクネックですが。
ただ、DDRとはいえInfinihostIIIレベルだとDDRとSDRの違いはぶっちゃけ大してないので、実はスイッチもSDRでも十分だったのではないかとは少し思います。ConnectX以降のHBAを使わないとDDRを実感するには一歩足りないです。お金があるのであればQDRであろうがFDRであろうが気にせずにIYHするんですがねえ…。
SDRであればもうかなり値が下がっているので、それをストレージなどの裏LAN用10Gインターフェースとして使うのは使ってみた限りでは結構ありだと思います。OSによってはドライバに悩まされることはありますが…。
問題は、ケーブルがカオスなことになりやすいことですね。最初は短すぎるよりもある程度長い方がいいだろうと3mのケーブルを使おうとしたのですが、CX4ケーブルはそれなりに固い(物によってはサーバー用のACケーブルくらい)ので、くるくる巻いておこうと思っていたらうわぁぁなことになりました。
世代によっては細くなっていたりしますが、根本的な解決にはなっていません。これを見るとファイバーなQSFPがうらやましいなあとか思ってしまいます。
本当は色々やりたいことはたくさんあるのですが、現在はWin7とLinux間ののSMB接続とストレージサーバーのスナップショットを投げるためのインターフェースとしてしか使えていません。色々試したいなあと思いつつも時間が…
という、近況報告を兼ねたチラシの裏でした。
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今年の年始くらいに某氏に「PCI-Xを持ってる板ないからどのくらい出るか試して」とIntel Pro/10G LRを借りたのですが、あとでやろうと思いつつ放置していました。忘れつつあったものの、ふとカードを見て興味がわいたのでiperfを試してみました。
今回試したカードはこれです。
http://ascii.jp/elem/000/000/344/344586/
これはSRですが、手元にあるのはLR版です。
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あけましておめでとうございました。いまさらですね。
新年早々全く更新しないというのもアレなので、ここ最近増えたおもちゃを載せてごまかそうと思います。勤務先が変わって朝が早くなったので、帰ってきたら眠くなり書く気力がわかなかったり時間があればゲームに忙しくて()なかなか更新せずいました。仕方ないね。
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以前に某所で1つあたり300円くらいで特に何も考えずに大量購入した、UC-SGT(ロッド末尾E)というUSB-RS232変換ケーブルをふと使おうと思ったら、64ビット版では対応ドライバがなかったのでメモです。
最初はどこかのOEMでATENとかそこらのドライバを当てればいけると思っていたのですが、もっと根の深い問題で、infファイルに手を加えるか、EEPROMを直接書き換える必要があるようでした。
Windowsで使うだけならinfファイルを書き換え、ドライバの位置を指定してインストールするだけでいいのですが、それ以外でも使う可能性があるのでEEPROMを書き換えてしまいました。
必要なプログラムなどはこちらにミラーされています。
blogの辺境 ~目指せblogの一市民~
こちらの、「EEWriter.zip」をダウンロードし、解凍してEEWriterを起動します。
/***追記***/
PL2303Xシリーズ以外の古いPL2303RA等でもEEPROMは読めてしまいますが、書き込むと死ぬのでUC-SGT以外でもこれをやろうとする場合はくれぐれも対応しているチップか確認してください
/***追記終わり***/
こちらの環境だと、USB Load ModeをHeavyにすると固まってしまったので、これはLightで良さそうです。
無事に書き終わると、このような画面が出ます。
他のPCに挿して確認しても、一般的なPL2303なUSBシリアルと同じように認識できました。
認識してるだけで、実は通信できていないのではないかと思い確認してみましたが、問題ありませんでした。
ちなみに、Linuxでも認識できました。
Dec 28 03:21:29 host1 kernel: [6681318.274219] USB Serial support registered for generic
Dec 28 03:21:29 host1 kernel: [6681318.274307] usbcore: registered new interface driver usbserial_generic
Dec 28 03:21:29 host1 kernel: [6681318.274308] usbserial: USB Serial Driver core
Dec 28 03:21:29 host1 kernel: [6681318.282811] USB Serial support registered for pl2303
Dec 28 03:21:29 host1 kernel: [6681318.282945] pl2303 7-2:1.0: pl2303 converter detected
Dec 28 03:21:29 host1 kernel: [6681318.294568] usb 7-2: pl2303 converter now attached to ttyUSB0
Dec 28 03:21:29 host1 kernel: [6681318.294578] usbcore: registered new interface driver pl2303
Dec 28 03:21:29 host1 kernel: [6681318.294579] pl2303: Prolific PL2303 USB to serial adaptor driver
これで、無事に写真に写っている6本はゴミにならずにすみました。よかったよかった。
/***追記***/
もしかしたら、大体のPL2303を使っている独自USBシリアルはこの方法でドライバ問題を回避できるかも?と思い、PlanexのURS-03でも試してみましたが、こちらでもVID 0557 PID 2008からVID 067BとPID 2303に変更することによってオフィシャルのドライバがあたるようにはなったのですが、通信できなくなりました。(おい
元のVIDとPIDに書き戻してみたりもしたのですが、デバイスマネージャでは確かに正しいドライバがあたっているようにはみえるのですが、実際には通信できません。あれこれVIDを書き換えるうちに不明なデバイスとなり二進も三進もいかなくなりました。よって、もし何かの理由によりそのEEPROMを書き換える必要がでてしまったときには、そのチップが対応しているかどうかを前もって確認しないとゴミを生む可能性が高いので注意が必要です。まあ、PL2303X用なので当たり前ですが。
PL2303X以前の為のEEPROMライタは探してもなかったので、URS03は知的好奇心の犠牲になりました。こんなことをしなければx64でも使えていたのですが。ちなみに、PL2303でも以下のシリーズがあります。(実は知らなかった
PL2303EA – USB to Serial Bridge Controller
PL2303SA USB to Serial Bridge Controller
PL2303TA USB to Serial Bridge Controller
PL2303RA USB to Serial Bridge Controller
PL-2303X USB to Serial Bridge Controller
PL-2303HX USB to Serial Bridge Controller
PL-2303HX – Rev. D USB to Serial Bridge Controller
どれが使われているかは実際に見ないと分からないという厄介な仕様なので、分からなかったらおとなしく諦めるか、実際に剥いてみるしかないです。まあ、メーカーが変にVIDとPIDを変えずに、デフォルトのものを使っていてくれればProlificデフォルトドライバが使えるので、こんなことをする必要は全くないのですが。それでも変えるなら、しっかりドライバもサポートしていただきたいものです。
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