【HW】さくらVPSとかXeonとかのベンチマーク 


 メモを漁っていたら出てきたのでせっかくなので公開します。本当はXeon云々のエントリのあとに書こうと思っていたのですがすっかり忘れていました。

 テスト方法はPhoronix-test-suiteのバイナリをここからダウンロードしてtar を解凍して中にあるphoronix-test-suiteを実行しました。実行したのはMulticoreです。まあ、実行環境がばらばらなので公平ではないですが…。

もっと読む...

[ コメントを書く ] ( 2184 回表示 )   |  このエントリーのURL  |  $star_image$star_image$star_image$star_image$star_image ( 3 / 1849 )  |  
【HW】Futurenet XR-1000 だった何か 
 秋葉原のネットワーク専門店のOTTOがなくなってしまうと言うことだったので、思い出に外の投げ売りジャンク品のXR-1000を買ってみました。2k円です。




 背面などを見るとおそらく普通のPCルーターだろうと思ったので筐体目当てで買いました。なので殻を開いてHWレビューをしてみます。

 これからはだらだらと書いてしまうとTOPが長くなりすぎて前にさかのぼるのが自分でも苦労するのでRead moreを使っていこうと思います。

もっと読む...

[ コメントを書く ] ( 2755 回表示 )   |  このエントリーのURL  |  $star_image$star_image$star_image$star_image$star_image ( 3 / 1787 )  |  
【HW】マルチプロセッサに魅せられて 
 ひょんな事からMem 6G,Xeon E5504 x1装備のExpress5800 GT120aを20kで手に入れたのですが、これのおかげで様々な苦労をしました…。1ヶ月分近くのことになるので話せば更に長くなるのですが適当に端折ります。


 まず、GT120a本体が28Kg程度あるのでアキバから持って帰ってくるのに一苦労でした。その日は持って帰ってくることで精一杯で電源だけ入ることを確認して力尽きました。まあ、これはよくあることなので 別にいいです。




 そして次の日にアルバイトに出勤する前にちょろっと某所を見ると、何故かXeon E5520が1つ1.2万で2個売っていたので、価格のつけ間違えではないかと思いつつとりあえず何も言わずIYHしました。まあ、1つのプロセッサーの能力としてはCore i7 920程度だと言うことを考えると妥当な値段かもしれませんが、マルチプロセッサ用CPUになるといきなりギャランティーがのって価格が跳ね上がるんです。それを考えると異常に安いのです。
 この時点ではGT120aで使用しているM/BはIntel 5520なので、オフィシャルではE5520は搭載していないのですがチップセット的には対応しているし、後継機種のGT120bではE5620が載るので問題ないだろうと思っていました。

…が、そこまで物事うまくいきませんでした。
CPU を1つだけで起動するとSocket 0でもSocket1でも起動するのですが、デュアルプロセッサにすると起動できず。基本的に1CPU時はSocket0じゃないと起動しないと思っていたのですがSocket0に載せずにSocket1だけに載せてもPOSTするんですね…。




  1CPU構成時にはしっかりとCPUIDも見れ、ベンチマークも通るのでHW的には問題無さそうでした。CPUIDで調べるとCore i7と同じマイクロコードなので誤認識してるのかとも思いましたが、Intel 5520でCore i7はそもそも動かないですし…。
http://homepage.virgin.net/roy.longbott ... esults.htm

 どうでもいいですがマザーのシルクにはSocket0/1と記載されているのですがBIOSではCPU1/2なのでどちらかに統一して欲しいです。メモリのバンクも0から始まるのか1から始まるのか…。

 次の日もバイト出勤前にまた某所を見るとE5504が置いてあった(これは1週間くらい前からありましたが)のですが、まあもう少し色々試してから駄目だったら買ってみようと思ってこのときはスルーしてしまいました。今思えばこのときに四の五の言わずに買っておくべきでした…。

 家に帰ってまたM/Bを眺めるとCPUの近くにEnable/Disableの切り替えっぽいジャンパーとメモリのVcc切り替え?っぽいジャンパーがあったので2^5回ほど組み合わせを試してみたのですが2CPU時には意味無しでした。






 ここまでで分かったことは

・1ソケット時はどっちの石/ソケットでも立ち上がる
・石はおそらくどちらも正常
・CPUのソケットは2つとも正常
・メモリソケットも正常
・2CPU時にPOSTしないと言うことはCPUをうまく認識できてない?
・CPU-CPU間のQPIパスが死んでる?
・BIOS側で制限してる?

 ここで、マザーが正常なのかどうなのかを確認するためにE5504でも買ってこよう…と思っていたらいつの間にか売り切れていましたorz 売り切れてから思う「何故買わなかった」という自責の念。

 何にせよ、せっかくのCPUを無駄にしたくないのと16スレッドの姿が見られないのでどうにかして見たいと思っていたところにSupermicroの板が。この板ならいける!と、西のIYHの神を見習ってIYH!!!もはや16スレッドを動かすことが目標になりつつあります。と言うかもう泥沼にハマって肩ぐらいまで沈んでいますね。

 さて、●の板にE5520を載せて起動してみると…POST来た!
しかもこの板にはVGAリダイレクトのIPMIがついているので、VGAに映る全てのものが遠隔地から確認できます。わかりやすく言うとBIOSも見れるVNCがマザボ上についてるようなものです。一度使ってみたかったんですよね。




 手前が実際にVGAに出力されている映像で、奥のディスプレイに映っているのがIPMIのコンソールです。

 POSTが通ったのでOSを立ち上げて確認。これが見たくて色々IYHしたのでこれを見れて満足です。




 このあとにアキバをさまよっていたらE5504を見つけたのでやけになってIYHしました。以前の値段よりは若干高かったですが定価を考えればまだまだ安いです。

 で、これをGT120aにつけて起動してみるとこっちでもPOSTしました。Phoronix-Test-Suiteも1晩中回ったので大丈夫そうです。

 ちなみに、Express5800 GT120シリーズに使われているクーラーのネジ位置は普通の1366用のクーラーと同じなのですが、バックプレートを使っているのでプッシュピン式のものは使えません。一番いいのは純正クーラーを見つけてくることですが、中古などでこれに遭遇できる確率はかなり低いと思います。実際にアキバ中や ebay/ヤフオクを探しても見つかりませんでした。

 それなら作ってしまえ、とアキバのラジオでパートに売っているクーラーを買ってきました。



 
 左が純正、右が1000円のCPUクーラー。おそらくHPのWS かDT機で使われていたであろうものです。ネジ穴そのものはジャストだったのですが、そのままつけようとするとVRMについているヒートシンクに干渉してしまうのでクーラーの一部を切り取りました。




 ディスクグラインダーでw

 ちょっと対象が小さくてやりづらかったですが何とか切断できました。まさに"自作"PCです。




 1個目はまだコツが分かっていなかったので気がついたら伝熱のパイプを切ってましたがまあこれくらいなら許容範囲でしょう…。




 右が切断前、左が切断後です。

 これで無事にシンクに干渉せずにつけることが出来ました。




 こう色々いじっていると「ネジ位置が少し違ってあと少しでつかない!」とか「あと少しでつくのにぶつかって取り付けられない!」というのに多々遭遇してきたので、「ないなら可能な範囲で作ろう」というある意味悟りを開きはじめました。電動ドリルとディスクグラインダーはあるととても便利です。


 1366のマザーはトリプルチャンネルを使っているため、最高のパフォーマンス(メモリ帯域)で動かすには3x2の6チャンネルで動かすのがいいのですが、そもそもメモリ枚数が物理的に足りません。メインマシンの2GなDDR3-PC1600を6枚をばらしてテストしましたが、いずれメモリーは買ってきます。と言うかメモリを買ってこないと動かせないです。

要約すると
Express5800IYH!!!!!→ それに使うCPUもIYH!!!→Express5800じゃE5520うごかねえガタン→E5520用のSupermicroの板 IYH!!!→POST来た!!!!!→アキバ探したらまたE5504があったのでE5504IYH!!!→つかメモリが物理的にたりねえガタン

 そして、最終的にXeon E5504x2な鯖とXeon E5520x2な鯖が 生えてきました。
E5504はGT120aのケースに、E5520はSilverstoneのTJ05STに納めました。まあ、TJ05STも中古で拾ってきたのですが。どうでもいいですがML115を除いた部屋にあるケースの全てがE-ATX Readyという。どうしようもない。




 これらを使ってやりたいことはいくつかあるのですが、最近何故か忙しくて自分の時間が取れないのでまだまだ何も出来ていません。

 なので、時間が取れたら色々やってみたいと思います。


[ 1 コメント ] ( 1135 回表示 )   |  このエントリーのURL  |  $star_image$star_image$star_image$star_image$star_image ( 3 / 1704 )  |  
【Storage】ZFSあれこれ 
あれから時間があるときにFreeNASとZFSをいじって色々様子を見ていたのですが、ようやく普通に使える程度にはZFS/ZPOOLコマンドと概念が分かってきました。

まずFreeNAS8.0RCの感想ですが、やっぱりまだ待ちかなあというのが本音です。
なおFreeNASの8.0RC5ではreadonlyで/がマウントされるのでmount -uw /しないとファイルが編集できません。最初にはまった点です。

1 つめは、DiskVolumeを作成するときに1とか2などの数字のみのボリュームを作ると「作成はされWebUIから見えるけど設定画面に行こうとするとそんなデバイスはないといわれる」という状態になりました。消すことは出来たのでvolとかTestという名前で作ったら問題なく作成できましたが…。

2 つめは、FreeNAS 8.0だとAHCIが有効になっていると/dev/gpt/にadaXとしてドライブがマウントされるのですが、ホットスワップしてから/dev/gpt 以下にマウントする方法が見つかりませんでした。camctrl devlistコマンドでデバイスは確認できるのですが…

3つめは、何故か起動時のBeepがならないという事。細かいかもしれないですが気にすると解決までその一点ではまるのが悪い癖です…。pfsenseで使われている Beepコマンドを使おうと思っても/dev/speakerが作成できず、/boot/loader.confni
Loadspeaker=trueとか色々試したのですが有効になりませんでした。

そんなわけで結局0.7.2のamd64版を使うことにしました。



今更FreeNASが云々と書いてももっと詳しい記事があるので書きませんがはまった点だけ何点かメモしておきます。

・/etc/crontabを編集しても起動時に初期化されるのでWebUIのSystem→Advancedから編集する。WebUIのCronにはない@reboot等の設定はCommand scriptsから編集する。

・ZFSをホットスワップするときはzpool offline tank devしてzpoolからデバイスをオフラインにする。atacontrol detach ataXでOSからのアクセスをとめたあとでもいい。
FreeBSD7だとahci認識されたHDDもatacontrolから設定する

実行する前

/root: zpool status

pool: vol
state: ONLINE
scrub: resilver completed after 0h0m with 0 errors on Sat Apr 23 15:54:26 2011
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
vol ONLINE 0 0 0
raidz1 ONLINE 0 0 0
ad4 ONLINE 0 0 0
ad6 ONLINE 0 0 0
ad10 ONLINE 0 0 0
ad12 ONLINE 0 0 0



ata2(ad4)をOSからアクセスできなくする。実験用なので古いHDDが混ざってます。


/root: atacontrol list
ATA channel 2:
Master: ad4 <ST3408111AS/3.AAE> SATA revision 2.x
Slave: no device present
ATA channel 3:
Master: ad6 <ST340215AS/3.AAC> SATA revision 2.x
Slave: no device present
ATA channel 4:
Master: ad8 <ST340014AS/3.43> SATA revision 1.x
Slave: no device present
ATA channel 5:
Master: ad10 <ST340215AS/3.AAC> SATA revision 2.x
Slave: no device present
ATA channel 6:
Master: ad12 <WDC WD400JD-55MSA1/10.01E01> SATA revision 2.x
Slave: no device present
ATA channel 7:
Master: ad14 <SAMSUNG HD040GJ/P/ZG100-46> SATA revision 1.x
Slave: no device present

/root: atacontrol detach ata2

/root: zpool status
pool: vol
state: DEGRADED
scrub: resilver completed after 0h0m with 0 errors on Sat Apr 23 15:54:26 2011
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
vol DEGRADED 0 0 0
raidz1 DEGRADED 0 0 0
ad4 REMOVED 0 0 0
ad6 ONLINE 0 0 0
ad10 ONLINE 0 0 0
ad12 ONLINE 0 0 0



zpoolからad4を除外する



/root: zpool offline vol ad4
/root: zpool status
pool: vol
state: DEGRADED
status: One or more devices has been taken offline by the administrator.
Sufficient replicas exist for the pool to continue functioning in a
degraded state.
action: Online the device using 'zpool online' or replace the device with
'zpool replace'.
scrub: resilver completed after 0h0m with 0 errors on Sat Apr 23 15:54:26 2011
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
vol DEGRADED 0 0 0
raidz1 DEGRADED 0 0 0
ad4 OFFLINE 0 0 0
ad6 ONLINE 0 0 0
ad10 ONLINE 0 0 0
ad12 ONLINE 0 0 0


そしたらHDDのホットスワップをしてみます。こういうケースだと無駄にHDDを抜き差ししたくなりますね。「Cover me while i reload!!!」とか言いながら。

ホットスワップが終わったらatacontrolでディスクの再認識をします


/root(115): atacontrol attach ata2
Master: ad4 <ST3408111AS/3.AAE> SATA revision 2.x
Slave: no device present


ここでSATA1のHDDを挿すとカーネルパニックが起きます。これだけ実験用HDDがあるとたまに地雷が混ざってるので怖いです。これはラジオデパートで40GのSATA HDDが400円で大量に流れた時にまとめて買ったものです
HDDSentinelで見た限りだと何故か起動時間が2h等しかないHDDもあったので、HDDに張ってあるラベルなどからサーバーの保守パーツっぽいです。




容量的にはゴミですが、自分みたいに実機で色々実験するとき(特にRAIDとかファイルシステムの評価の時)には弾数が必要になるのでそう言う人にはもってこいです。
実はまだあったりするのですが引っ張り出してくるのがしんどいのでやめました。さすがにこれは自分でもやりすぎた感が…w


・zpoolからディスクをアクティブにするときにzpool online tank devをすると元のデバイスだと同じHDDとしてアクセスしようとするらしくzpoolが応答しなくなって死ぬのでzpool replace tank devをする


/root: zpool replace vol ad4
/root: zpool status
pool: vol
state: DEGRADED
status: One or more devices is currently being resilvered. The pool will
continue to function, possibly in a degraded state.
action: Wait for the resilver to complete.
scrub: resilver in progress for 0h0m, 5.80% done, 0h7m to go
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
vol DEGRADED 0 0 0
raidz1 DEGRADED 0 0 0
replacing DEGRADED 0 0 0
ad4/old OFFLINE 0 0 0
ad4 ONLINE 0 0 0 131M resilvered
ad6 ONLINE 0 0 0 201K resilvered
ad10 ONLINE 0 0 0 198K resilvered
ad12 ONLINE 0 0 0 140K resilvered



しばらくするとリビルドがおわります。リビルドは使ってる容量に比例して増えるようです


/root: zpool status
pool: vol
state: ONLINE
scrub: resilver completed after 0h1m with 0 errors on Sat Apr 23 18:06:31 2011
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
vol ONLINE 0 0 0
raidz1 ONLINE 0 0 0
ad4 ONLINE 0 0 0 2.20G resilvered
ad6 ONLINE 0 0 0 781K resilvered
ad10 ONLINE 0 0 0 752K resilvered
ad12 ONLINE 0 0 0 497K resilvered

errors: No known data errors


・シェルから全て設定してしまいましたが、WebUIからも一応設定できます。クリックする数が多すぎるのでやめましたが。
・シェルから設定するとWebUIのデバイスには出てきません。
・シェルから設定してしまうとPC起動時にZFSは自動的にマウントされないのでzfs set mountpoint=/mnt/point tankname等でマウントポイントを指定したあと、WebUIのCommand scriptsの項目にzfs mount -aと記述しておく

この辺が分かればZFSライフを満喫できるようになると思います。
あとはスナップショットがありますがこの辺はググって出てくる情報と同じなのでで省略します。


ちなみにHDD4台使ってRAIDZ1(RAID5相当)を組んだときの速度
CPU E3300@定格、Mem2G

4G書き込み
/root: dd if=/dev/zero of=/mnt/vol/4G bs=1M count=4000
4000+0 records in
4000+0 records out
4194304000 bytes transferred in 32.628626 secs (128546756 bytes/sec)

CPU: 0.0% user, 0.0% nice, 38.5% system, 1.9% interrupt, 59.6% idle

4G読み込み
/root: dd of=/dev/null if=/mnt/vol/4G bs=1M
4000+0 records in
4000+0 records out
4194304000 bytes transferred in 25.032930 secs (167551460 bytes/sec)

CPU: 0.0% user, 0.0% nice, 29.3% system, 3.2% interrupt, 67.5% idle


ブロックサイズが大きければ結構早いと言うことが分かりました。
しかしメインファイルサーバとの同期でrsync等を走らせたりして書き込みが発生するとメモリをがつがつ消費していくのでやっぱり割と高性能なHWを使うべきですね。

まあ、バックアップ機なので十分ですけどね。


[ コメントを書く ] ( 1923 回表示 )   |  このエントリーのURL  |  $star_image$star_image$star_image$star_image$star_image ( 3 / 1861 )  |  
【HW】バックアップサーバーのケース置き換えた 
前までバックアップサーバーにこのケースを使っていたのですが、非常にケース内の通気性が悪く、HDDを4台5台積んでいるとかなりの熱がケース内に籠もってしまうという問題があったのでどうにかしたいなと思っていました。




このケースは、電源を縦置きでつけるととによりATXのサイズのマザーに対応しながらもmATXなケース(ML115と同じくらい)の大きさにまとまったコンパクトなケースなのですが、エアフロー的に見てちょっと構造が古い気がします。




あと、CPUクーラーも背が高いものはつけられません。





このケースは、以前にたしかじゃんぱらで1000円で拾ってきたケースなので付属品が一切なく、ケースの型番がわかりません。ケースをジャンクで拾ってきても大体サイドパネルにメーカーの刻印等があって、それを頼りにGoogleで検索をかければ大体は製品の詳しいページまで辿れるのですが、これは本当に何も書いていないので諦めました。

ディスクグラインダーとドリルを使って幾分か通気性をよくしたのですが、これでも常にHDDの温度が3-40度後半まで上がってしまっていました。同じHDD構成でもメインファイルサーバーだと全面にかなり強力なファンがついているおかげで室温と同じくらい(20度前後)までしか上がらないのですが…。





そんなこんなでケースを変えようとを思っていたところに、昔T-Zoneだったドスパラの3階のジャンク置き場によさげなケースを見つけたので捕獲してきました。元々T-Zoneの在庫品だったものの放出みたいです。
最初は両面ともサイドパネルがついていませんでしたが、ケース売り場のすぐ近くのゴミの山を漁ったらサイドパネルが出てきました。ケース1000円、パネル100円x2の合計1200円…。




ホットスワップベイが7個という割り切れない数なのがアレですが余ったところにコールドスタンバイ用のHDDでも入れておきます
内部にシャドウベイが1つあるので一応最大3.5インチドライブは8台積めるみたいです。

まあ、また例によってケースの型番がわからなかったのですが、ホットスワップ用の基盤にCFI-B53XAと書いてあったのでこれを頼りにGoogleをフル活用した結果、 JX-FM500Bという型番だとわかりました。


そしてこのページを見て気がついたのが、MBはATX対応だと思ったらmATXまでだったと言うこと

ATXはいくらでもあるのにmATXマザーがない…orz
元々バックアップサーバーに使ってるSupermicr●の PDSMi+を使い回そうと思っていたのに…
いや…mATXもあることにはあるんですが手元にあるのはAsrockの変態板BiostarのGeforce板(メモリアクセスがシングルチャンネルのみ)という、使った限り今まで問題こそ起きてないものの仕様がアレで微妙に信頼できない板しかないので悩みました。

TF7150U-Mは実際にしばらくデスクトップ用途で使っても問題は起きなかったので、こっちの板HPのP400 RAIDコントローラでも挿して使おうかなあと思っていました。

そんなことを思いながらもアキバを歩いていたらG33の板が980円で転がっていたので買ってみました。

・ICH-9Rを積んでいてSATAポートが6個あるのでSATAカードを追加で挿さなくてもいい
・メモリアクセスがデュアルチャンネル
・DDR2 800対応
これらが今余っている板と大きく違うところだったので動いたらいいなと言う気で運試ししてみました。

そして仮組をして電源をつけてびっくり、なんとAcerの文字がw
紫のメモリスロットを使うのはECSくらいだからおそらくECSの板だろうと思ったらBIOSのProductsにAspire M5621との記述がwwAcerならECSからOEM受けてても納得できます。

まあ、コンデンサの類を見るとOSTやらが結構生えていたのでマザーとしてはあまりいいグレードだとは思えませんが。
ただ、NICに関してはem0と出たのでIntelのものを使っているみたいです。蟹だと思ったらインテルだったので少しうれしかったですね。

一番最初にCMOSを消したときにオンボードグラフィックのみだと立ち上がらず、グラフィックボードを挿して起動する必要がありましたが、一度起動すればあとはオンボのみで大丈夫でした。
あと、HDDのアクセスモードがAHCI/RAIDのみに固定されているので古いXPとかをセットアップしようとするとはまる可能性がありますね。HotSwapを使うにはAHCIで動かす必要があるのでこっちとしては都合がいいのですが。

中身









ここでバックアップ機のOSにFreeNASの8.0RC5を使ってみたのですが、7と結構変わっていたので驚きました。

なんというか、全体的にモダンになってます。




シャットダウンしようと思ったらこんな警告が出たのでちょっとびっくりしましたw




内部で大きな変化はRAID5とか6とかがなくなり、ZFSによるRaid-Zを前面に出してきているのが大きな変化だと思います。

とりあえず金曜日あたりからUNIX Benchをずっと回していますが不意なシャットダウンやフリーズはないのでHW的には問題はないようです。
あとはFreeNASをちょこちょこテストしてみて、これで特に問題がなければFreeNASの8.0を本格導入しようと思います。まあ、ZFSはNoobに近いので色々学ばないと…w



[ コメントを書く ] ( 2168 回表示 )   |  このエントリーのURL  |  $star_image$star_image$star_image$star_image$star_image ( 3 / 1704 )  |  

<<最初へ <戻る | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 進む> 最後へ>>