そんな中、(前エントリで書いたモニタを買いに行った時なのだが)秋葉原に行ったらバルク(クーラーなし)の未使用E6420が7980円で売っていたので、「そこまでのゲーマーではないからずば抜けた性能が必要というわけではないし、かなりコストパフォーマンスが高いからこれ・amp;#124;チるか」という考えでE6420というCPUをゲットしてみた。
E6420というのはクロック2.12GHzでL2が2MなE6400のL2を4Mに増やしたモデルで、発売されたはいいがE6600人気のせいで一部のオーバークロッカーにしか人気が出なかった(というイメージがある)CPUである。
大体この7980円という値段で買えるデュアルコアCPUといったらE1400辺りだが、E1400はFSBが800でL2が512KBというスペックなのに対してE6420はFSBが1066でL2が4Mなので、デフォルトで使うならE6420のほうが性能はいいことになる。OCerはまた別の考えをするだろうが。
そしてマザーは「FSB1066に対応していてなおかつ安価なもの」ということでASUSのP5SD2-VMというマザーにした。売価4780円也。安っw
個人的にはSofmap中古館に売っていたAsrockの4Core-DualVistaというAGP+PCIE、DDR+DDR2搭載という変態マザーにすっごく惹かれた(むしろ一時期欲しかった)が、人のマシンを変態的にするわけにはいかないので自重。それにE6*シリーズ対応と書いてあっても確実に6420が動くという保証もなかった。多分80%くらいの確立で動くのだろうけど、後出しのCPUに関してはBIOSをうpだてしないと使えないものがあるので、もしそうなった場合自分はFSB1333なE8400しか持っていないので起動するためのCPUがなくて詰んでしまう。なので控えておいた…が、このマシン代が入ったら結局買ってしまいそうで・amp;#124;い。
まずこの2点だけ買ってきてその日は帰宅し、許可が出たので先に組んでスタビリティーチェックを兼ねて色々ベンチをしてみた。
電源がPen4時代の20ピンATX電源しかなかったのだが、このシステムだと別に24ピンである必要はなかった。メモリ、電源はメインマシン/昔のマシンから流用。
構成
MB P5SD2-VM
Mem CFD Elixer2Gx1
HDD HGSTの80GBのIDE接続のやつ
GPU S3のオンボグラフィック
電源 Dellマシンについてた250W電源
結果
SuperPI 104桁 27秒
CrystalMark
参考:ML115@Athlon X2 5000+@2.8GHz
SuperPI 35秒
CrystalMark
MLはグラボ積んでるのでALUとFPUのスコアだけ見てもらえれば…
新マシン消費電力
アイドル 52W
Prime95実行時 98W
CPUの結果を見ると、E6420よりは5000+をOCしたほうが速いようだ。
E6420もなかなかOC耐性があるようなのでしばいてみたかったのだが、P5SD2-VMはOCという機能を持っていなかったのでOC耐性を試すことはできなかった。X38に積もうかと思ったが、メインマシンをバラすのが非常にだるいし、何より安定した構成をバラバラにしたくない。
というか、石は人のものだからOCなんてやるべきのではないのだが。
消費電力はかなり低い。このジャンク鯖はアイドル40Wなので、だったら性能のいいC2Dマシンへ置き換えてもいいような気がしてきた
そして今日、集まったついでに「あれば最低限動かせるだけの」パーツを買ってきた。
購入リスト
電源 剛力400W
Mem UMAX Castor2Gx1
GPU HD3850
今日のメインはグラボで、グラボはGeforce8600GT辺りにしようと決めていたのだけど、今日T-Zoneへいったら3850がなんと6092円で売っていた。8600が5980円なのに3850が6000円だったら性能的に考えてどう考えても3850のほうが得なので3850にした。
ちなみに、性能的にソートするとこんな感じ
7600GT<7900GS≒8600GT≦Radeon2600XT<Radeon3850≦9600GT≦3870≦8800GT
<をはさむ度に性能が1.5倍くらい、≦をはさむ度に1.1-1.2倍程度増える。
つまり7600GTを100だとすると
100 150 160 170 250 270 290 320 350
若干の違いはあるかもしれないが大体これくらいだと思う
電源は、以前友人に組んだ時にも使用した電源で、それで特に問題がおきているという報告はなかったので3980円でとても安かったので購入。システムで200Wも消費していないのでまぁこの程度妥協しても問題ないだろう。
そして3DMark実行結果
参考 ML115 GF7600GT
はえーw
正直3万以内でこんなに速いマシンが組めるとは思っていなかった。
普通のゲームならまず動くような性能なので、これで大丈夫だろう。
まぁ、CPUスコアはさすがにクロックの差が大きいため5000+のほうが高いのだが…
というかとても静かで驚いた。うーん、この構成でもう1台欲しいくらいだな…
というかMLに3850積むべき?
グラボ追加後の消費電力はアイドル時に75W,3DMark実行時には170Wくらいであった。約2倍くらいまで消費電力が上がっているのは気になるが許容範囲内…むしろ、これだけゲームが動いてシステムで200W以下というのは低いくらいだと思う。メインマシンなんてゲームすると400W近く消費するし。
E6420を5000+と同じ2.8GHzで動かした時の性能が気になるところだが、E6420はデフォルトでも結構速いCPUだと思う。
ただ、どうしてもIntelじゃないと嫌だという人を除けば同じ価格帯の5000+BEの倍率を変えて2.8GHzくらいで動かす方がCP的には良かったようだ。
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E7200とE6420が7,980円だったら、いかにWolfdaleと言えどFSBも同じ1066で7200が確かL2だし、
C/Pは火を見るより明らかだな。 LGA775のリテールクーラーなんてどうせ余ってるだろうし。
E6420って、回せば3.2GHzくらいまで回ってくれるしな。
でもOCしないことを前提に5000+と比べるならなかなか難しい。
単純なCPU性能にしてもそうだけど、その価格帯でもまだAMD系なら結構しっかりしたM/Bがあるけど、
Intel系はどうしてもエントリーレベルだと弱いイメージ。
とはいえE6420が7,980円なら・amp;#124;チりたくなる気持ち、物凄くわかります。
しかし3万以内で3DMarksでそれだけのスコアが出ると、なかなか凄まじい。
スペック的にはもはやゲーマーじゃなかったら。じゃなくて、
FPS系やらをやるコアなゲーマーじゃなければ十分に動くマシンなのにな。
確かにIntelのエントリーモデルはいじれる所少なくてツマランね。
Ryoの人もマシン新しくするかwwwww
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