これはひどい
しかしOSがNetBSDなので、別パーティションにWinXPを入れセットアップ。
そして3500+デフォルトのスコア
OCをしない人のために補足すると、OCには2つの方法があり、CPUの倍率をいじる方法とFSBをいじる方法がある。
倍率を上げる方法はCPU内部で完結するOCなので、そのほかの部分(メモリとか)には影響しない。ただし、これを自由にいじれるのはIntelならCore2Extremeで、AMDならBlackEditionのみである。まぁ、それを売りにしてるわけだがw 一応AMDなら下方向への倍率変更は自由に出来るのだけど、上方向へはリミットがかかっている。たとえば3500+では11倍以上に上げることが出来ない。
FSBを上げる方法は、CPUとメモリ等をつなげるバスのクロックを上げることになるので、ここをいじってしまうとメモリのクロック、HyperTransportクロック等も連動して変化してしまう。なので倍率変更よりもリスクは高い。
OCerはこの2つをうまく組み合わせて、もっとも効率よく回るクロック/もっとも高く回るクロックを探す訳です。
そして次に重要なのがCPUにかける電圧で、高いクロックで回そうとすればするほどCPUには電圧が必要になる。一般的に、同じクロックでも低い電圧回る方が発熱が低くなったり消費電力が少なくなったりするので、低い電圧で回るCPUのことを「当たり石」というという豆知識。まぁ、低電圧が駄目でも高電圧をかければかけるだけ伸びてくれるCPUもあるけどね。
長くなってしまったけど、今回OCする3500のデフォルト電圧は1.27Vで、倍率は11倍でFSBは200(11*200=2200Hz)です。今更こんなCPUをOCしてどうするの、という無粋な疑問はやめましょう^^ 単純にどれだけ伸びるのか、という言わば「暇つぶし兼研究目的」です^^
まずデフォルト電圧でFSBをどこまで上げられるか試してみる。その結果220=2.42GHzが限界のようだった。
そしてCPUに電圧を盛り、限界を探してみる。
自分は、
まずデフォルトの限界を探す→限界を見つけたら少し電圧を盛る→FSBを少しずつ上げていきその電圧の限界FSBを探す→また電圧を盛る→FSBを上げる→電圧を盛ってもFSBがあがらなくなったら他の所に電圧を盛ったり設定を見直してみる
というすごい地道な方法でOCの限界を探している。まあ多分他の人もこうだと思うけどね。
その過程のログ
そしてPiが回る最高クロック
2.2GHzから2.7GHzまで上げられた。2.7G周辺に到達するとメモリの周波数が900MHzに達してしまうので、CASレイテンシを6-6-6-18にしないとPiがエラーを吐いて回らなくなってしまった。
しかし、この周波数でPiは通ったものの、電圧を1.6Vというあり得ないほど盛っても3DMarkを実行すると確実に落ちてしまった。
なので、これは参考値程度に。
そして3DMarkが回る最高クロックは240*11=2.64GHzでした。
このときにX800をさして回したのだけど、そういえばX800世代ってShaderModel3に対応してなかったんだよね。一番きれいなあの気球が見られなくて泣いた
そして2600XTを刺して回したときのスコアは
3DMark Score 4282
SM2.0 Score 1711
HDR/SM3.0 Score 2168
CPU Score 1031
でした。26XTは(ATIのバグで)-nosysteminfoを付けないと3DMarkを起動できなかった…。
あ、OCは「PCがぶっ壊れたら新調してやんよwwwwwwwwwww」くらいの覚悟がないとするべきではないので、やりたいと思っても自己責任でやってね!俺は責任持たないよ!
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