FoxconかわいいよFoxcon 
先週の水曜日に秋葉原へ行った時にFoxconnのP35マザーが4000円で売っていたので、「なんか安くていいのがあったら買ってきて」といわれていたので購入。

これ


しかしこの狐マザー、コンデンサがすべて固体コンデンサを使用していたりして、見れば見るほどいいマザーだ。

そして見ているうちに「このマザーでこれどれだけOCできるのかな」という考えが巡ってしまい、なぜか気がつくとE1400が手元に。知り合いのために買ったマザーがいつの間にかOC検証マザーに…w
ってか今E1400って4kで買えるんですね…


そして帰宅し、色々セット。ふと思い出してECSのmATXマザーに取り付けて起動してみると、普通に起動した。だが、OCをしようとしても電圧が+0.75vまでしか盛れないため、2.25GHZ程度までしか回らなかった。まぁ、適当にしかやっていないので、設定次第ではもっと回る可能性はあるけど早くFoxconnでブン回したかったので検証していない。mATXでOCするというのも酷なものだけどwwwwwww





そして、クーラーにメインマシンで使っていたAndyをつけ、その上にML115のCPUクーラーのファンを装着。このMLのファン、なにげかなりの風量を出すので冷却用にはもってこい。MAX回転数(4200rpm)になるとかなりうるさいけどw




Asusの一部のマザーにもあるけど、こういう起動/リセットスイッチはバラックOCerには地味にありがたい。この辺Foxconnはよく分かっていると思う。   M3AでOCしてるときに不便だったからリモートスイッチ作ってしまったので今更だけどw


OSをいれ、普通に起動できることを確認したらOCタイム。設定をいじろうとBIOSの中に入ってみる…が、設定方法が普通ではない。



これを見て分かる人はすごいが、普通OCはCPUのクロックをいじって設定するのだけど、このマザーはなんとFSBをいじって設定する。つまり、FSB / 4 * CPUの倍率 が実クロックになるのだ。この方法は初めてだ…


電圧の設定も特殊で、0.125 * n * 7.86が実際にかかる電圧になるっぽい。俺もこれに関してはよく分からないけど、とりあえずこの式で大体の電圧が算出できる。誰か詳しい人補足お願いします

とにかく色々と設定が特殊というか変態的というか。。。いじるにはちょっとした予備知識と勘の必要になるマザーである事は確かだと思う。

そして実際にOCをしてみる。デフォルト電圧(1.29V)でFSB1000=2.5GHzにしてみるが、Prime95は普通に2週回った。さすが、これだけでもECSを上回った。

次にFSBを1200にセットしてみる。するとBIOSは起動するものの、OSの起動の段階で青画面になってしまった。

試行錯誤を繰り返すうちに、FSB1333=3.33GHzを安定して回すのには1.42Vの電圧が必要だと分かった。



デフォルトスコア



ちなみにこのクロックはちょうどE8600と同じだが、さすがにIntelのデュアルコア最下位モデルと上位モデルには差がある。それはL2キャッシュの大きさだったりプロセスルールの差等だ。Pi1Mを完走するのにE8600なら14秒程度ですむ。


1333の壁を越えたら、次は限界を目指してみる。だが、どうやってもFSB1500の壁が越えられない。FSBの電圧を盛っても駄目、メモリのレシオを下げても駄目だった。

いろいろな設定を見ているうちに、Core MultiProcessingという項目があったのでこれを無効にしてシングルコアとして立ち上げてみる。
すると、なんとFSBを1540=3.852GHzで起動できた。電圧が1.6Vとか異常なことになってしまったけどw





CPU-Zも戸惑ってどのCPUか判別できてないのが笑えるw


結論としては、500円の450W電源では性能がしょぼくてCPUに電源を安定供給できていない可能性があり、板の十分な性能を発揮できていないのかもしれないということだ。

しかし1.4Vで3.3GHz余裕だったり、デフォルト電圧でも2.5GHz回ったり等、安いくせに異常に性能がいい。まぁ安かったのはバルクだったせいもあるけど…。
寝る前3.3GHzでPrime95を回しても、エラーは起きずに回っていた。さすがMLにも使われているだけのメーカーだ…


FoxconnかわいいよFoxconn


コメントを書く
必要事項とコメントを入力して下さい。









タグの挿入