FB-DIMMが1つだけ半刺しになっていて、それに気がつかずPowerONにした瞬間Beepとともに部屋に漂う焦げ臭いにおい。このにおいをかいだ瞬間すべてを悟る程度には経験値がたまりました。
PCを作るときには嗅覚も大切です。
メモリは別のマシンで確認したところ問題なかったのですがマザーは遠い世界へ旅立たれました。
まあこれを機に771の環境を1つにしてもよかったのですが、Xeon 5160双発、3GHzのデュアルコアx2ともなるとそれなりの処理能力はあるので、このXeonを使えるなら使いたいなあというのがHWマニアの心情というものです。IYHスレ的に言えば石からPCが生えてくるというもの。
まあぶっちゃけベンチマーク的に言えばC2Qの9550と同等なんですけどね。むしろ775の板の方がOCファンクションが多い&メモリで電気を食わないので扱いやすさではQ9550の方が上ですね。
何故771かと言えば「かっこいいから」という理由に尽きます
そんな中ヤフオクを何となく見ていたらXeon 5110 x1でMem2GなPrimergy TX200 S3が3kで転がっていたので、まあ771だしとりあえずやってみるかと入札をかけて放置していたら他に誰も入札しなくてそのまま落札されていました。
確かに素の性能はゴミに近い上に結構マシンのサイズがでかいので欲しがる人は少ないのはわかりますが。
そしてマシンが届いたのですが…何より重い!!!
佐川の~20Kgで来たのでそんなものだろうと思っていたのですが後で調べてみたら38Kg近くあるみたいですよこれ。どおりで階段を上るときに何度も死にそうになるわけです…。いや割と本気で危なかったです。
いや無理だからwwwww
筋肉モリモリマッチョマンの変態なら訳もないかもしれませんが
そしてでかい!ML115 1.5個分の奥行きです。
…と思ったら今NASに使ってるマシンとほとんど同じ大きさでした
このケースも重かったなあ。アキバから運んでくるときに何度か挫折しそうになりました。
内部構造
内部はIntel 5000Vによくある普通の構造です。大きさ以外は。
本来はマザーを外してケースはケースで使おうと思っていたのですが板がでかすぎてケースから外すと自重でたわみますw
危険なのでそのまま運用することにしました。
上のボードがSAS IFカードで、下のカードがRAID5等の時に計算をするZCRカードです。上のIFだけではRAID 1/0/10しか選べない雑魚RAIDですが、それを5/6も使えるMegaRAIDにするのが下のカードです。
ただ、起動時の初期化に時間がかかる(RAIDボードのBIOS抜けるのに1分以上かかるw)ので外してしまいました。SASのHDDなんて1台しか持っていませんしね。どうせ実験にしか使わないのでオンボードのIntelのSATA IFを優先させます。
CPUクーラーがないのは仕方がないからリテールのクーラーを使おうと5160に転換して気がつきましたが、受け側のねじソケットがリテールのものより細くてそのままでは装着できません。
最終的には裏から金属板とナットを使って止めしました。そんな手段で大丈夫か?と思いましたがテスト的に2日間ほど動画のトランスコードをかけましたが問題ないようなので大丈夫なのでしょうw
このマシンにもBMCカードがついているのでマシンがフリーズしても遠隔地から再起動などができます。前のExpress5800然り、IP-KVMのライセンスがあればもっと便利なんですけどね。
性能としては十分なのでこっちのPFでも試してみようかと思います。pfSenseとあんまり変わらなくね?という感じもしますが、気力があればそのうち。
おまけ
SAS-IFは下位互換があるのでSATA-IFとしても使えます。元々このケーブルはHPのP400に使っていたのですがこっちでも使えるようです。まあ気力があったらRAID組んで遊んでみます
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