MPIO(Multipath I/O)の利点としてラウンドロビンによる帯域の広域化、万が一リンクが切れても他のリンクで賄うというフェイルオーバーがありますが、ここではどうにか帯域の広域化が出来ないか試してみました。
MPIOに対応しているサードメーカー製のInitiatorがないかなと調べてみたところ、Starwind iscsi inisiatorあたりがそれに対応しているみたいなのですが、登録の時にメールアドレスが協力会社以外のところのものだと蹴られてしまい一般人には入手する術がないです。
http://www.starwindsoftware.com/iscsi-initiator
それならば、物理的に2つに分けられたネットワーク越しにマウントしたボリュームをソフトウェア的にRAID0したらどうなるのか、と思い試してみました。
ターゲット Express5800 GT120a(E5504 x2,Mem12G,HDDx4 ZFS-raidz,compress=lzjb,iscsi-target=ietd,Writeback Enabled,NIC=intel 1000PT Dualport)
クライアント 作業用マシン(NF680i,E5300@3GHz,Mem4G,Win7SP1,NIC=nVidia nforceNIC x2)
作業用マシンにはふさがってしまったオンボNICを賄うために通常用途の為のMarvell 88E8053が増設してあります。
まずそれぞれのアレイを試した結果です。
なんでNICのチップが同じくせにばらついてんだ、と言いたくなりますがおそらく誤差の範囲なのでしょう…
それをRAID0にしてみました。
シーケンシャルは確かに伸びました。が、ランダムRWは変わらないです。まだチューンのしようがあるのかマシンの限界なのか、プロトコルの限界なのか…
ちなみにRAID0なので、NICの故障やネットワークケーブルが抜けた瞬間マシンがティロ・フィナーレ!します。
NICを交換したりケーブルを挿し直して再接続できればボリュームは自動的に復元してくれますが結構ギャンブルですね
まあ、そういうものもある、と言う参考に…なるのでしょうか。
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>登録の時にメールアドレスが協力会社以外のところのものだと蹴られてしまい一般人には入手する術がないです。
フリーメールがNGなだけで、適当なアドレスで登録でき、initiatorのDLもできましたよ。
>kazubu
あれ、確かに出来ますね。何か勘違いしていたようです。
ソフトウェアが入手できたのでまたあとで試してみます。
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