【NetWork】IX3010のGigaインターフェースとS5100-8P-SIがきた 
 特に内容はないのですが、あまりにも更新しなさすぎなので増えたおもちゃを載せてみます。




 2-3年くらい前からどっかに転がってないかなあと思っていたIX3010のGbEトランシーバーが手に入りました。性能は、NATなしの2IF間ルーティングだと770-800Mbpsで、NATを有効にしてしまうと750Mbps程度です。概ねNECの測定ページに書いてあるとおりです。PPPoEを有効にした計測はしてないのでわかりません。
 まあ、いまさらこれにこだわるよりもIX2105とか2215とかの方が性能いい上に消費電力も低いので、今となってはコレクションアイテムですね。しかもWANが100Mなので無意味という。
 一応LAN内セグメントのGibE化はできますが、それはL3使うべきといわれますね。




 どうでもいいのですが、3010にもUnivergeロゴが入ってるのと入ってないのがあるんですね。2015では知っていましたが、今まで全然気にしてなかったので気がつきませんでした。ロゴありが新しいほうです。
 違いは、使ってるNICチップの消費電力が下がっているのは把握してますが、そのほかは知らないです。





 次に、H3CのS5100-8P-SIです。なんでこんなものがあるかというと、今GS908Mが動いている階段裏のスイッチを(GS908Mがいろいろイケてないので)交換しようといろいろ探していたら、このページ に 「 Noise parameter
None」と書いてあるので「ああファンレスかー」と思ってジャンク品を落としましたのですが…。現実には静かながらもファンありだったという。この取説(PDF)には確かにファンありと書いてあるので事前調査が足りなかったということになるのですが、そんなのって…

 このスイッチが手元に来た直後はログインパスワードがかかっていたものの、bootROMにはパスがかかっていなかったので、起動後Ctrl+B連打でbootmanagerへ入り、起動ファイルをデフォルトにしてなんとかなりました。残っていた設定ファイルに特に面白いところはありませんでした。

 ちなみに、ファームウェアはH3CからHPになってからは公開されているのでこのファームが使えます。自分はbootmgrからTFTPを使ってアップしました。

 H3Cはコマンドラインの内容はまあいいとして、ネーミングセンスがいけてないと何度も思いました。system-viewというコマンドが一覧にあったとして、誰がここからvlanの設定をすると思うんでしょうか(conf t相当)。undoがCiscoのnoにあたると誰が思うでしょうか。
 一般的なshowがdisplayコマンドに当たるのですが、何度showと打ち込んだかわかりません。

 数時間いじっていたらなれたものの、久しぶりにいじる度にこの思いをするのは辛いですね。中身は悪くないのですが…。

 せっかくなので、H3Cコマンドラインで遊ぼうとstackingに参加させてGiga1/2/1とかできるかと思ったのですが、stackingは10Gインターフェースを使わないとダメな模様でした。virtual stacking的に動かないかなあと思ったのですがちがうんですね。それならclusterに参加させようと思ったのですが、よくわからずNDPでは見えるもののクラスタには誰も参加してくれませんでした。悲しい。ただ理解できてないだけですが。

 まあ、この程度の音なら無視できる範囲な気もするので、とりあえず交換する方向で検討中です。




 またおもちゃが入り次第また更新していきます。

[ コメントを書く ] ( 1346 回表示 )   |  このエントリーのURL  |  $star_image$star_image$star_image$star_image$star_image ( 3 / 1842 )  |  
【Storage】VMware 5.1からSRPなデータストアを使う 
前回までのあらすじ

 無事にSRPターゲットの起動に成功したら、どんな人でもおそらくVMwareからこれを使いたいと考えるでだろう。VMware 4.xにはSRPイニシエータがあり、これからSRPなデータストアに繋ぐことが出来たので、Supported DeviceにあるConnectX2を買えばSRPが使える!と思っていた。
 しかし、去年の後半くらいからIBを触っていき、色々調べているうちに5系になってからVMware用SRPイニシエータが配布さていないことを知り、IBを使うには10GとしてiSCSIで繋ぐしかないことを知って絶望する。SRPの良さを知ってからこの事に気がついたので、知ったときはときはマジかよ…と結構落ち込んだ。
 一応、iSCSI over IPoIBがどの程度のパフォーマンスが出るのか調べてみると、ConnectedMode(MTU 65520)が使えないので10GbEなIBのMPIOx2(20Gbリンク)でさえ5GB/s(4-5Gbps)程度しか出ないらしい。Oh…
http://communities.vmware.com/thread/39 ... p;tstart=0

if anyone in Mellanox wants IB to get market acceptance then they should support this crap! (Mellanoxの中にIBのシェアを上げたいやつがるいならこのクズをどうにかしろ!)


 全くです…

 はっきり言って、全く使い物にならないといってもいいレベルのサポート状況にうちひしがれていた中、ある情報が届く。



 キター!ConnectX2が来たら本気出す!
 そして、ようやくConnectX2が来たので試してみたのであった…


 ConnectX2はもっと前からあったのですが、 前回 無事にSRPターゲットが使えるようになったので、VMwareから接続し、どの程度パフォーマンスが出るのか試してみました。

もっと読む...

[ 3 コメント ] ( 5371 回表示 )   |  このエントリーのURL  |  $star_image$star_image$star_image$star_image$star_image ( 3 / 440 )  |  
【Storage】ZFSOnLinux +LIO SRPを試してみた 
前回までのあらすじ


SRPによる「ぼくのかんがえたさいきょうのすとれーじ」構想を実現するべく、様々な検証をした結果、どうやらSCSTとSRPそのものは問題なさそうだという結論が出つつあった。そして、ストレージサーバにSCSTカーネルを入れようと計画していて、あることに気がつく。SCSTカーネルだとZFS on LinuxのネイティブZFSのconfigureが通らない。どうにか動かそうと1日は頑張ったが、結局心が折れ、挫折した。

( ◠‿◠ )<ザコめ (◞‸◟)

しかし、調べてみるとib_srptモジュールがlinux kernel3.3くらいから(あいまい)マージせれたらしく、それがあればLIOからSRPがしゃべれるらしい。
debianには3.2以降のカーネルは公式にはないが、(カーネル的な意味で)一歩先を行くubuntu server が12.04ではデフォルトで3.5なので、試しにUbuntu serverを入れてmodinfoをしてみると、確かにib_srptモジュールはある。そして、ZFSのパッケージもあり、3.5カーネルの上でZFSもうごいた。もしかしたら、これならZFSとSRPもいけるのでは--?

---そして、再び格闘が始まった---


前置きが長くなりましたが、だいたいこんな感じです。2ヶ月くらい前からやろうやろうと思いつつ何もしていませんでしたが、どうにか動いたのでメモとして残します。両方ともまだ実績のないいろんな意味でとんがった構成ですがどうなるか…。。
もっと読む...

[ 1 コメント ] ( 5233 回表示 )   |  このエントリーのURL  |  $star_image$star_image$star_image$star_image$star_image ( 3 / 1821 )  |  
【その他】IBをまとめて入れてみた 



 大した内容ではないのですが、IBのスイッチが入り、DDRなHBAとケーブルが安価にまとまった量入ったので、ファイルサーバー等のやりとり用の裏LAN的なものを3月上旬頃にIBに置き換えてみました。
 通常ではあまり実感がないですが、やはりVMイメージの転送をするときなど、ディスクの束からディスクの束へのファイルのやりとりはかなり速くなりました。ただOFED入れてIPoIPを有効にし、ConnectedModeにしてMTUを65520にしただけで大体Win7->Debian Sambaへの転送が大きいファイルであれば4Gbps程度でます。ディスクネックですが。

 ただ、DDRとはいえInfinihostIIIレベルだとDDRとSDRの違いはぶっちゃけ大してないので、実はスイッチもSDRでも十分だったのではないかとは少し思います。ConnectX以降のHBAを使わないとDDRを実感するには一歩足りないです。お金があるのであればQDRであろうがFDRであろうが気にせずにIYHするんですがねえ…。
 SDRであればもうかなり値が下がっているので、それをストレージなどの裏LAN用10Gインターフェースとして使うのは使ってみた限りでは結構ありだと思います。OSによってはドライバに悩まされることはありますが…。

 問題は、ケーブルがカオスなことになりやすいことですね。最初は短すぎるよりもある程度長い方がいいだろうと3mのケーブルを使おうとしたのですが、CX4ケーブルはそれなりに固い(物によってはサーバー用のACケーブルくらい)ので、くるくる巻いておこうと思っていたらうわぁぁなことになりました。
 世代によっては細くなっていたりしますが、根本的な解決にはなっていません。これを見るとファイバーなQSFPがうらやましいなあとか思ってしまいます。

 本当は色々やりたいことはたくさんあるのですが、現在はWin7とLinux間ののSMB接続とストレージサーバーのスナップショットを投げるためのインターフェースとしてしか使えていません。色々試したいなあと思いつつも時間が…

という、近況報告を兼ねたチラシの裏でした。


[ コメントを書く ] ( 1081 回表示 )   |  このエントリーのURL  |  $star_image$star_image$star_image$star_image$star_image ( 3.1 / 1735 )  |  
【HW】Intel Pro/10GbE LRを試してみた 
 今年の年始くらいに某氏に「PCI-Xを持ってる板ないからどのくらい出るか試して」とIntel Pro/10G LRを借りたのですが、あとでやろうと思いつつ放置していました。忘れつつあったものの、ふとカードを見て興味がわいたのでiperfを試してみました。

 今回試したカードはこれです。
http://ascii.jp/elem/000/000/344/344586/
 これはSRですが、手元にあるのはLR版です。



もっと読む...

[ コメントを書く ] ( 289 回表示 )   |  このエントリーのURL  |  $star_image$star_image$star_image$star_image$star_image ( 3.1 / 342 )  |  

<<最初へ <戻る | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 進む> 最後へ>>