ちなみにE-ATX規格なので普通の板より奥行きがあり、対応したケースじゃないと入りません。あと771用のクーラーが見つからなかったので604用のクーラーを無理矢理ナット止めしました
ITX4個分かな?(某教祖様風に
ちなみに持ってるケースはすべてEATX対応の俺に隙はなかった
そして、電源をつけてみる。マニュアルが見当たらずピンアサインがわからなかったのでそれに近いであろうGA-7VCSVHのマニュアルを参考に11ピンと13ピンをショートさせました。
すると無事に電源が入り、元気にBeepが1回なりました。
そしてびっくり起動時にNECのロゴがw
まさかGigabyteってシルクに書いてあるのにNECのロゴを見るとは思いませんでした
起動は問題なさそうなのでBIOSを眺めていると、普段見かけないBMC LAN Configurationという項目が。
画像はNECオフィシャルマニュアルより
この板BMCカードが初期装備なんですね。大体のサーバー用板だとオプション品で後付けできるんですが、そのカードを未だに見たことがないです。
たとえば、
ここにこう言うのを刺すと
この一番左のポートがマネージメント用のポートになって色々できるのですが、秋葉をこれだけうろうろしてても未だに見たことがありません。この手のものと言えば、型までは見てませんが、SupermicroのZCRカードなら一度だけみた程度です。
そしてIPを振って起動してみると、いかにもなログイン画面が出たので色々試した結果administrator(passなし)で入れました。
色々監視できます。その中にHW情報を見られるところがあったので開いてみると
[ 筐体情報 ]
[ 筐体種別 ] Tower
[ 指定番号 ] 001
[ 筐体ID ] Mini Tower
[ 筐体属性 ] 02h
[ ボード情報 ]
[ 製造年月日 ] 09/07/06 13:56:00
[ 製造元 ] GIGABYTE
[ 製品名 ] GA-7VESH
[ シリアル番号 ] xxxxx
[ 指定番号 ] xxxxxx
[ バージョン ] 1.0F
[ 製品情報 ]
[ 製造元 ] NEC
[ モデル名 ] Express5800/120Ei
[ 型番 ] [N8100-1423]
[ FR番号 ] FR1.6
[ 号機番号 ] xxxxxx
[ ユーザ資産番号 ] xxxxxx
それとなく見せちゃいけないような気がするのでシリアルなどは伏せましたw
中身はExpress5800/120Eiのものでした。NECならしっかりしてるんじゃないかという偏見によりいいんじゃないかと思います。少なくともドキュメント類はしっかりしてますし。
便利なのが、BMCはM/Bを監視する別のコンピューターとして動くので、OSがシャットダウンされてスタンバイ状態でもBMCにログインしてそこから起動できるという点。マジックパケットでやればいいじゃないかという指摘もありそうですが。
それ以外にも、OSがフリーズして二進も三進もいかなくなったときでもBMCは独立しているので、ここにログインすればリセット/シャットダウンできます。なにげこの機能がすべての板にほしい。
デメリットとしては待機時に5-8ワット程度消費することですかね。
ライセンスがあればKVM(仮想化じゃなくてキーボード・マウス・ビデオの方)Over IP機能が使えるので、完全にヘッドレスですべての作業ができます。ですがライセンスがないのでこれは試せません。あとiSCSI的にDVD等のメディアをネットワーク越しにマウントする機能もライセンスがあればできます。
CPUはXeon 5440x2 まで起動確認しました。この板の一つ欠点をいうのならばメモリアクセスがデュアルチャンネルであることですね。Intel 5000シリーズは4本のチャンネルを持っているので、5.33GB/s * 4で20GB/sほどの転送能力を持っているのですが、この板は2チャンネルのブランチの下に4本のメモリを下げてるのでこの半分の速度になってしまいます。
その代わり、ブランチ内にホットスペアとしてメモリを待機できるので万が一メモリが壊れてもオンラインのままメモリを置き換えてくれるみたいです。
まあ特に使う予定ないんですけどねwwwwwwwまたコレクションいk(ry
【追記】
Intel 5000Vはそもそもデュアルチャンネルまででした
http://ark.intel.com/chipset.aspx?familyID=24665
5000Pや5000Xじゃないとそれ以上は無理ですね。
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