外見
何とも芸術点が高いです。きもいです。以前も書きましたがCPUクーラーは芸術点を稼ぎに行く方向へシフトしすぎだと思うんですよね。いいぞもっとやれ
さて、誰もが気になる「こんな形して本当に冷えるのか?」という点ですが、自分も気になったので色々試してみました。
…結論から言うと、「ネタクーラーはあくまでもネタクーラーだった」と言う結果に収まりました。
まずCPUクーラーの性能を測るにあたり、Core2Quad Q6600にPrime95で負荷を与え続け、10分後にCPUがCoretemp読みで何度に達しているかデータを集めることにしました。
環境
Windows 7 x64
C2Q Q6600(ES)
Tyan S5220
Mem 4G
詳細はCPUIDのダンプファイルがあるので気になる人は見てください。
比較対象
Intel純正の後期型の薄いクーラー(確かPenDC 6600についてたやつ)
Thermalright MST-9775LE
Scythe 忍者弐
ファンに関しては球体が内蔵された独自の3000rpmファンで、忍者が8cmの1800rpm、MST-9775は最初からついていた6cmの2800rpmのファンです。
風量がまちまちなので一概にCPUクーラー純粋の性能とは言い切れませんが、とりあず最高回転数だとどれもうるさいです。
結果
ちなみにリテールは開始3分で温度が70度に達したのでドクターストップをかけました。もっとも、元々C2Qのリテールは普通のよりもちょっと質がよくて中心に銅芯が入っていてなおかつ背が高いものなので、あまり発熱しない45n向けの薄いクーラーではどうがんばっても無理でした。
球体の性能は…悪くはないんですが、まあ、球体はあくまでもオブジェとして鑑賞するのが正しいのだと思います。
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