それはチーミング(teaming)という機能だ。チーミングとは、複数のNICを束ねて1つにしてパフォーマンスを上げようという技術で、、ネットワークカード1とネットワークカード2を束ねたネットワークカード3というものを仮想的に作り、ネットワークカード3へのアクセスは1と2を使って分散させてアクセスする、という構図だ。IntelNIC+その他のNICという組み合わせも出来た。
こんなおいしい機能に今まで気がつかなかったなんて…
選べる機能は以下の通り。
http://support.dell.com/support/edocs/n ... /usage.htm
このうち、NICをまとめて帯域を倍にするリンク・アグリゲーションは、サーバーとクライアント両方のNICが対応していて、なおかつP2P接続であるかハブが対応しているかでないと意味をなさない。
なので普通のスイッチングハブを介してしまっている今の自分の環境では帯域を倍にすると言うことは出来ない。だが、同じハブにつながっている限り、回線の2重化は出来るので、2本のうちの1本が通信できなくても通信はもう一本の方の回線を使って続行される。
試しにアグリゲーションした状態で1本のケーブルをハブから抜いてみても通信は続行された。
そしてこの中で一番おいしい機能は通信の負荷状況によって使うNICを割り振るロードバランシングだろう。
これが使えれば、ごにょごにょしててもNICの負荷に応じて使うNICを割り振ってくれるのでファイルサーバとしてアクセスが遅くなると言うこともない。そして回線も2重化されている。
早速これを試してみたところ、確かに大量にセッションを張ってもブラウジングが遅くなると言うことはなかった。だがこれは思い込み効果かもしれないので、実際にベンチをとって数値にしてみた。
長いので省略されました。根気のある人だけ進んでください もっと読む...
[ 1 コメント ] ( 2272 回表示 ) | このエントリーのURL | ( 2.9 / 1618 ) | ツイート
<<最初へ <戻る | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 進む> 最後へ>>