48缶…もう何も怖くない
しかし3缶/Dayというハイペースで消費してしまっているのでもう少し味わって飲まないとあっという間になくなってしまいますね…
話は全く変わるのですがなんとなーくWindows Home Server 2011をいじってみました。いじった感想、基本はいつも通りのWindowsです。違う点としては基本設定が終わったあとにUPnPを使って80番と443番のポートをあけようとするので、家にすでにWeb鯖が置いてある人は注意が必要かもしれません。IX2015はUPnPガン無視するので関係ないですが。
基本はWindowsServer2008R2なのですが、それから難しい機能(Hyper-Vとか)を削った代わりにWebUIから動画が見れたり音楽が聴けたりファイルをDLしたり出来るようになっているので、初めての人にもわかりやすいのではないかと感じました。
PCでWebから動画を見るにはSilverLightをインストールする必要があります。リアルタイムでエンコードするので元のでかい容量の動画をモバイル回線で見られる程度の画質まで落とすことが出来ます。
リアルタイムエンコード時のCPU使用率@E5200 3.6GHz
スマホ向けアプリがあるので、スマホからの使用こそ一番力を発揮するのではないでしょうか。
何気に、ServerとついているだけあってデスクトップOSでは出来ないソフトウェアRAID5が出来ます。クソ遅いですが。
しかし、純粋なサーバーとしてみるとWebUIからHDDのステータスが見られなかったり細かい作業はリモートデスクトップからGUIでせこせこと行う必要があるので「FreeNASの方がよくね?????」という結論が出ました。評価版ライセンスが切れたらそれまでかな…。
総合的にサーバーと言うよりは家電という特色の方が強いと思いました。LegzaからもDLNA越しに動画を見ることが出来ましたし。まあ、初めてサーバーに触るという人にはいいんじゃないですかね?僕はmdadm/zpoolを薦めますが。
[ コメントを書く ] ( 1735 回表示 ) | このエントリーのURL | ( 3 / 1811 ) | ツイート
rsyncの同期が終わったので(1T程度のデータで約3-4時間)Windowsクライアントからどの程度速度が出るのか引っ張ってみたところ、何故か異常に速度が出ないと言う事態が起きました。
GibEで繋がったローカルですよ?VPN越しとかじゃないですよ?それなのに100Mbpsも出ないなんてこんなの絶対おかしいよ…とFreeNASのSamba/CIFSチューンをしてみたのですがどこをいじっても変化はありませんでした。
他のマシンから引っ張ったらどうなるかと思い、XPマシンと同じWin7の作業用マシンから引っ張ってみたところ、コンスタントに80MB/secは出るのです。
XPはともかく、同じWin7で何故こっちだけこんなに速度が出ないのかと色々考えてみたところ、違いとしてNICを複数枚持っているかどうかと言う点が出てきました。
LinuxRAID機とのやりとりは全く問題ないのですが、まあとりあえず試しにNICを1つ無効にしてみようとコンパネから無効にしてみました。
実験用仮想マシン用に色々NICを持っていてカオスです。
FailOver構成のNICを1つ無効にして方肺にすると…
他のマシンと同じ速度が出ました。もう一度NICを有効にしてみるとその前と同じ1MB/secまで落ちたので、どうやらRealtek teaming utilityとFreeNASの相性は悪いようです
結論
Windowsと蟹に難しい事をさせるな
[ コメントを書く ] ( 1194 回表示 ) | このエントリーのURL | ( 3 / 1818 ) | ツイート
前回から色々実験してとりあえず不安は消えたので本格稼動してみました。
別に速度が必要なわけではないのでzfs set compress=lzjpで圧縮を有効にした状態でrsync server nasをしてみました
かくっと速度が落ちるところは転送が終わって新しいファイルを読み込み始めるタイミングです。ファイルサイズが大きければ大体500Mbps程度で転送してます。
CPUはやっぱり80%前後で張り付きます
Compressを有効にすと単純なファイルの読み書きは早くなりました。
/root: dd if=/dev/zero of=/mnt/vol/3 bs=1M count=3000
3000+0 records in
3000+0 records out
3145728000 bytes transferred in 5.329505 secs (590247691 bytes/sec)
とりあえず様子を見てみたいと思います。
[ コメントを書く ] ( 1629 回表示 ) | このエントリーのURL | ( 3 / 1811 ) | ツイート
あれから時間があるときにFreeNASとZFSをいじって色々様子を見ていたのですが、ようやく普通に使える程度にはZFS/ZPOOLコマンドと概念が分かってきました。
まずFreeNAS8.0RCの感想ですが、やっぱりまだ待ちかなあというのが本音です。
なおFreeNASの8.0RC5ではreadonlyで/がマウントされるのでmount -uw /しないとファイルが編集できません。最初にはまった点です。
1 つめは、DiskVolumeを作成するときに1とか2などの数字のみのボリュームを作ると「作成はされWebUIから見えるけど設定画面に行こうとするとそんなデバイスはないといわれる」という状態になりました。消すことは出来たのでvolとかTestという名前で作ったら問題なく作成できましたが…。
2 つめは、FreeNAS 8.0だとAHCIが有効になっていると/dev/gpt/にadaXとしてドライブがマウントされるのですが、ホットスワップしてから/dev/gpt 以下にマウントする方法が見つかりませんでした。camctrl devlistコマンドでデバイスは確認できるのですが…
3つめは、何故か起動時のBeepがならないという事。細かいかもしれないですが気にすると解決までその一点ではまるのが悪い癖です…。pfsenseで使われている Beepコマンドを使おうと思っても/dev/speakerが作成できず、/boot/loader.confni
Loadspeaker=trueとか色々試したのですが有効になりませんでした。
そんなわけで結局0.7.2のamd64版を使うことにしました。
今更FreeNASが云々と書いてももっと詳しい記事があるので書きませんがはまった点だけ何点かメモしておきます。
・/etc/crontabを編集しても起動時に初期化されるのでWebUIのSystem→Advancedから編集する。WebUIのCronにはない@reboot等の設定はCommand scriptsから編集する。
・ZFSをホットスワップするときはzpool offline tank devしてzpoolからデバイスをオフラインにする。atacontrol detach ataXでOSからのアクセスをとめたあとでもいい。
FreeBSD7だとahci認識されたHDDもatacontrolから設定する
実行する前
/root: zpool status
pool: vol
state: ONLINE
scrub: resilver completed after 0h0m with 0 errors on Sat Apr 23 15:54:26 2011
config:
NAME STATE READ WRITE CKSUM
vol ONLINE 0 0 0
raidz1 ONLINE 0 0 0
ad4 ONLINE 0 0 0
ad6 ONLINE 0 0 0
ad10 ONLINE 0 0 0
ad12 ONLINE 0 0 0
ata2(ad4)をOSからアクセスできなくする。実験用なので古いHDDが混ざってます。
/root: atacontrol list
ATA channel 2:
Master: ad4 <ST3408111AS/3.AAE> SATA revision 2.x
Slave: no device present
ATA channel 3:
Master: ad6 <ST340215AS/3.AAC> SATA revision 2.x
Slave: no device present
ATA channel 4:
Master: ad8 <ST340014AS/3.43> SATA revision 1.x
Slave: no device present
ATA channel 5:
Master: ad10 <ST340215AS/3.AAC> SATA revision 2.x
Slave: no device present
ATA channel 6:
Master: ad12 <WDC WD400JD-55MSA1/10.01E01> SATA revision 2.x
Slave: no device present
ATA channel 7:
Master: ad14 <SAMSUNG HD040GJ/P/ZG100-46> SATA revision 1.x
Slave: no device present
/root: atacontrol detach ata2
/root: zpool status
pool: vol
state: DEGRADED
scrub: resilver completed after 0h0m with 0 errors on Sat Apr 23 15:54:26 2011
config:
NAME STATE READ WRITE CKSUM
vol DEGRADED 0 0 0
raidz1 DEGRADED 0 0 0
ad4 REMOVED 0 0 0
ad6 ONLINE 0 0 0
ad10 ONLINE 0 0 0
ad12 ONLINE 0 0 0
zpoolからad4を除外する
/root: zpool offline vol ad4
/root: zpool status
pool: vol
state: DEGRADED
status: One or more devices has been taken offline by the administrator.
Sufficient replicas exist for the pool to continue functioning in a
degraded state.
action: Online the device using 'zpool online' or replace the device with
'zpool replace'.
scrub: resilver completed after 0h0m with 0 errors on Sat Apr 23 15:54:26 2011
config:
NAME STATE READ WRITE CKSUM
vol DEGRADED 0 0 0
raidz1 DEGRADED 0 0 0
ad4 OFFLINE 0 0 0
ad6 ONLINE 0 0 0
ad10 ONLINE 0 0 0
ad12 ONLINE 0 0 0
そしたらHDDのホットスワップをしてみます。こういうケースだと無駄にHDDを抜き差ししたくなりますね。「Cover me while i reload!!!」とか言いながら。
ホットスワップが終わったらatacontrolでディスクの再認識をします
/root(115): atacontrol attach ata2
Master: ad4 <ST3408111AS/3.AAE> SATA revision 2.x
Slave: no device present
ここでSATA1のHDDを挿すとカーネルパニックが起きます。これだけ実験用HDDがあるとたまに地雷が混ざってるので怖いです。これはラジオデパートで40GのSATA HDDが400円で大量に流れた時にまとめて買ったものです
HDDSentinelで見た限りだと何故か起動時間が2h等しかないHDDもあったので、HDDに張ってあるラベルなどからサーバーの保守パーツっぽいです。
容量的にはゴミですが、自分みたいに実機で色々実験するとき(特にRAIDとかファイルシステムの評価の時)には弾数が必要になるのでそう言う人にはもってこいです。
実はまだあったりするのですが引っ張り出してくるのがしんどいのでやめました。さすがにこれは自分でもやりすぎた感が…w
・zpoolからディスクをアクティブにするときにzpool online tank devをすると元のデバイスだと同じHDDとしてアクセスしようとするらしくzpoolが応答しなくなって死ぬのでzpool replace tank devをする
/root: zpool replace vol ad4
/root: zpool status
pool: vol
state: DEGRADED
status: One or more devices is currently being resilvered. The pool will
continue to function, possibly in a degraded state.
action: Wait for the resilver to complete.
scrub: resilver in progress for 0h0m, 5.80% done, 0h7m to go
config:
NAME STATE READ WRITE CKSUM
vol DEGRADED 0 0 0
raidz1 DEGRADED 0 0 0
replacing DEGRADED 0 0 0
ad4/old OFFLINE 0 0 0
ad4 ONLINE 0 0 0 131M resilvered
ad6 ONLINE 0 0 0 201K resilvered
ad10 ONLINE 0 0 0 198K resilvered
ad12 ONLINE 0 0 0 140K resilvered
しばらくするとリビルドがおわります。リビルドは使ってる容量に比例して増えるようです
/root: zpool status
pool: vol
state: ONLINE
scrub: resilver completed after 0h1m with 0 errors on Sat Apr 23 18:06:31 2011
config:
NAME STATE READ WRITE CKSUM
vol ONLINE 0 0 0
raidz1 ONLINE 0 0 0
ad4 ONLINE 0 0 0 2.20G resilvered
ad6 ONLINE 0 0 0 781K resilvered
ad10 ONLINE 0 0 0 752K resilvered
ad12 ONLINE 0 0 0 497K resilvered
errors: No known data errors
・シェルから全て設定してしまいましたが、WebUIからも一応設定できます。クリックする数が多すぎるのでやめましたが。
・シェルから設定するとWebUIのデバイスには出てきません。
・シェルから設定してしまうとPC起動時にZFSは自動的にマウントされないのでzfs set mountpoint=/mnt/point tankname等でマウントポイントを指定したあと、WebUIのCommand scriptsの項目にzfs mount -aと記述しておく
この辺が分かればZFSライフを満喫できるようになると思います。
あとはスナップショットがありますがこの辺はググって出てくる情報と同じなのでで省略します。
ちなみにHDD4台使ってRAIDZ1(RAID5相当)を組んだときの速度
CPU E3300@定格、Mem2G
4G書き込み
/root: dd if=/dev/zero of=/mnt/vol/4G bs=1M count=4000
4000+0 records in
4000+0 records out
4194304000 bytes transferred in 32.628626 secs (128546756 bytes/sec)
CPU: 0.0% user, 0.0% nice, 38.5% system, 1.9% interrupt, 59.6% idle
4G読み込み
/root: dd of=/dev/null if=/mnt/vol/4G bs=1M
4000+0 records in
4000+0 records out
4194304000 bytes transferred in 25.032930 secs (167551460 bytes/sec)
CPU: 0.0% user, 0.0% nice, 29.3% system, 3.2% interrupt, 67.5% idle
ブロックサイズが大きければ結構早いと言うことが分かりました。
しかしメインファイルサーバとの同期でrsync等を走らせたりして書き込みが発生するとメモリをがつがつ消費していくのでやっぱり割と高性能なHWを使うべきですね。
まあ、バックアップ機なので十分ですけどね。
[ コメントを書く ] ( 2036 回表示 ) | このエントリーのURL | ( 3 / 1933 ) | ツイート
前までバックアップサーバーにこのケースを使っていたのですが、非常にケース内の通気性が悪く、HDDを4台5台積んでいるとかなりの熱がケース内に籠もってしまうという問題があったのでどうにかしたいなと思っていました。
このケースは、電源を縦置きでつけるととによりATXのサイズのマザーに対応しながらもmATXなケース(ML115と同じくらい)の大きさにまとまったコンパクトなケースなのですが、エアフロー的に見てちょっと構造が古い気がします。
あと、CPUクーラーも背が高いものはつけられません。
このケースは、以前にたしかじゃんぱらで1000円で拾ってきたケースなので付属品が一切なく、ケースの型番がわかりません。ケースをジャンクで拾ってきても大体サイドパネルにメーカーの刻印等があって、それを頼りにGoogleで検索をかければ大体は製品の詳しいページまで辿れるのですが、これは本当に何も書いていないので諦めました。
ディスクグラインダーとドリルを使って幾分か通気性をよくしたのですが、これでも常にHDDの温度が3-40度後半まで上がってしまっていました。同じHDD構成でもメインファイルサーバーだと全面にかなり強力なファンがついているおかげで室温と同じくらい(20度前後)までしか上がらないのですが…。
そんなこんなでケースを変えようとを思っていたところに、昔T-Zoneだったドスパラの3階のジャンク置き場によさげなケースを見つけたので捕獲してきました。元々T-Zoneの在庫品だったものの放出みたいです。
最初は両面ともサイドパネルがついていませんでしたが、ケース売り場のすぐ近くのゴミの山を漁ったらサイドパネルが出てきました。ケース1000円、パネル100円x2の合計1200円…。
ホットスワップベイが7個という割り切れない数なのがアレですが余ったところにコールドスタンバイ用のHDDでも入れておきます
内部にシャドウベイが1つあるので一応最大3.5インチドライブは8台積めるみたいです。
まあ、また例によってケースの型番がわからなかったのですが、ホットスワップ用の基盤にCFI-B53XAと書いてあったのでこれを頼りにGoogleをフル活用した結果、 JX-FM500Bという型番だとわかりました。
そしてこのページを見て気がついたのが、MBはATX対応だと思ったらmATXまでだったと言うこと
ATXはいくらでもあるのにmATXマザーがない…orz
元々バックアップサーバーに使ってるSupermicr●の PDSMi+を使い回そうと思っていたのに…
いや…mATXもあることにはあるんですが手元にあるのはAsrockの変態板とBiostarのGeforce板(メモリアクセスがシングルチャンネルのみ)という、使った限り今まで問題こそ起きてないものの仕様がアレで微妙に信頼できない板しかないので悩みました。
TF7150U-Mは実際にしばらくデスクトップ用途で使っても問題は起きなかったので、こっちの板HPのP400 RAIDコントローラでも挿して使おうかなあと思っていました。
そんなことを思いながらもアキバを歩いていたらG33の板が980円で転がっていたので買ってみました。
・ICH-9Rを積んでいてSATAポートが6個あるのでSATAカードを追加で挿さなくてもいい
・メモリアクセスがデュアルチャンネル
・DDR2 800対応
これらが今余っている板と大きく違うところだったので動いたらいいなと言う気で運試ししてみました。
そして仮組をして電源をつけてびっくり、なんとAcerの文字がw
紫のメモリスロットを使うのはECSくらいだからおそらくECSの板だろうと思ったらBIOSのProductsにAspire M5621との記述がwwAcerならECSからOEM受けてても納得できます。
まあ、コンデンサの類を見るとOSTやらが結構生えていたのでマザーとしてはあまりいいグレードだとは思えませんが。
ただ、NICに関してはem0と出たのでIntelのものを使っているみたいです。蟹だと思ったらインテルだったので少しうれしかったですね。
一番最初にCMOSを消したときにオンボードグラフィックのみだと立ち上がらず、グラフィックボードを挿して起動する必要がありましたが、一度起動すればあとはオンボのみで大丈夫でした。
あと、HDDのアクセスモードがAHCI/RAIDのみに固定されているので古いXPとかをセットアップしようとするとはまる可能性がありますね。HotSwapを使うにはAHCIで動かす必要があるのでこっちとしては都合がいいのですが。
中身
ここでバックアップ機のOSにFreeNASの8.0RC5を使ってみたのですが、7と結構変わっていたので驚きました。
なんというか、全体的にモダンになってます。
シャットダウンしようと思ったらこんな警告が出たのでちょっとびっくりしましたw
内部で大きな変化はRAID5とか6とかがなくなり、ZFSによるRaid-Zを前面に出してきているのが大きな変化だと思います。
とりあえず金曜日あたりからUNIX Benchをずっと回していますが不意なシャットダウンやフリーズはないのでHW的には問題はないようです。
あとはFreeNASをちょこちょこテストしてみて、これで特に問題がなければFreeNASの8.0を本格導入しようと思います。まあ、ZFSはNoobに近いので色々学ばないと…w
[ コメントを書く ] ( 2236 回表示 ) | このエントリーのURL | ( 3 / 1768 ) | ツイート
<<最初へ <戻る | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 進む> 最後へ>>