Hyper-Vによる仮想化であれこれしようと以前のXeonE5520x2マシンにNon-ECCで装備できるメモリをフル装備(4GBx12スロット)してみました。
が、何故か「ハードウェア予約済み」というところで48G中16G取られてしまうのです。まあ、結論を言うとものすごく単純な問題だったのですが。
そう、使用したOSがWindows server 2008R2 Standardだったのでこのメモリの壁にぶち当たったのです。普段そんなにメモリを積む事なんて無いのでメモリの認識量は考えていませんでした。当然全てのメモリを認識するものだと思っていたのですが。なんの為のx64なんですか…
これに気がつかずにメモリが物理的に壊れていないかとか色々チェックして4時間5時間くらい使ってしまいました。しかし、何故かWindows7だとこの制限はなく普通にフルで認識できます。
仮想化で遊ぶならMSからHyper-V Serverと言うものが出ているのでこれも入れてみたのですが、こっちは問題なく全てのメモリを認識できました。WindowsのくせにGUIではなくCLIから設定する必要があるので癖がありますが。
ESXと比べるとおそらくESXの方が速そうな気がしますが、実際どの程度パフォーマンスに差があるのか気になるところです。時間はかかりそうですがちょこっといじってみます。
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ZFSをLinuxでfuseを使わずにネイティブで実行することの出来る物があると教えてもらったので試してみました。試した環境はDebian/Squeeze_amd64です。
開発元 http://zfsonlinux.org/
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前回からの続きです。確かに無事にE5640でもPOSTしてベンチも回るようになったのですが、再起動してしまうと無限ループに入ってしまうと言う問題が起きていました。ベンチ回して起動しっぱなしだったので気がつきませんでした。
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アキバの中古屋を見ているとHPの箱に入ったXeon E5649が¥16000で売っていたので、やった-6コア12スレだーと買おうとしたのですが、一応中身を確認させて貰ったら置き換えて余ったであろう Xeon E5640が入っていていました。E5640は32ナノプロセスルールなので、Core i7でいうと適当なものがないのですが、いうならば970の4コア8スレ版です。12スレCPUが欲しかったのでがっかりです。
中身についてそのときに店の人も初めて気がついたのですが、「これ安くなんないですかねー」と言ったらなんと半額でいいといってくれたのでIYHしてしまいました。
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ジャンク売り場で300円だったので色々買ってみました
適当に見た感じ、USB3.0のホストカードとSATA2のホストカードだったのでハードウェアが生きてればラッキーと思い買ってみました。たまに「パフォーマンスはいらなけどSATAポートががあと1ポートほしい」とか結構あるんですよね…。そんなに苦労することはないだろうと思っていたのですが、意外なところに罠がありました。
このボードが異常にパフォーマンスが悪いのです。Linux上で繋いだHDDをsdXとして認識するし、BIOSにも入れるのですが、ddで適当に読み書きしてみると異常にレスポンスが悪いのです。何故か20MB/sec程度しか出ず、何度かやるうちにIOエラーを吐くようになってしまったのです。
root@root:~# dd if=/dev/sda of=/dev/null bs=1M count=1000
dd: reading `/dev/sda': Input/output error
0+0 records in
0+0 records out
0 bytes (0 B) copied, 0.000371203 s, 0.0 kB/s
Linuxで大体そのまま認識できるただのMarvellのSATA2チップのくせにこれと言うことは、おそらくハードウェアが死んでいるのだと思って諦めモードに入っていたのですが、lshwしてびっくり、なんとSATA3の6Gbカードでした。
*-storage
description: SATA controller
product: 88SE9123 PCIe SATA 6.0 Gb/s controller
vendor: Marvell Technology Group Ltd.
physical id: 0
bus info: pci@0000:04:00.0
logical name: scsi4
logical name: scsi5
logical name: scsi12
version: 11
width: 32 bits
clock: 33MHz
capabilities: storage pm msi pciexpress bus_master cap_list rom emulated
configuration: driver=ahci latency=0
resources: irq:44 ioport:ec00(size=8) ioport:e880(size=4) ioport:e800(size=8) ioport:e480(size=4) ioport:e400(size=16) memory:febff800-febfffff memory:febe0000-febeffff
まさかPATAがついてるのにSATA3だとは思いませんでした。探してみるとおそらくこれではないかと思われるボードが見つかりました。BM1 E213371とか Gen-116とか書かれていますが、PCBに書かれている文字を頼りにして検索をかけても何も引っかからないので確実ではないですが。何気にマルチポートプライヤに対応しているんですねこれ。
しかしそれが分かったところでパフォーマンスは変わらなかったので何が原因なのかな-と悩んだ結果、試しにPCI-Eのスロットを変えてみたところ両方のポートで正常なパフォーマンスが出るようになりました。この程度出ていれば問題ないです。
読み込み
root@root:~# dd if=/dev/sda of=/dev/null bs=1M count=1000
1000+0 records in
1000+0 records out
1048576000 bytes (1.0 GB) copied, 9.7756 s, 107 MB/s
root@root:~# dd if=/dev/sdb of=/dev/null bs=1M count=1000
1000+0 records in
1000+0 records out
1048576000 bytes (1.0 GB) copied, 9.94923 s, 105 MB/s
書き込み
root@root:~# dd if=/dev/zero of=/dev/sda bs=1M count=1000
1000+0 records in
1000+0 records out
1048576000 bytes (1.0 GB) copied, 10.1262 s, 104 MB/s
root@root:~# dd if=/dev/zero of=/dev/sdb bs=1M count=1000
1000+0 records in
1000+0 records out
1048576000 bytes (1.0 GB) copied, 10.2334 s, 102 MB/s
これ以外のカードは全くトラブルなく使えました。黒いのは普通のシリコンイメージ社のチップを詰んだSATAホストでした。USB3.0に関しては対応機器がないので2.0のでの動作確認でしたが。
この程度ならまだかわいいものですが、たまに本当に訳のわからないものが出てくるのがJunk漁りのおもしろいところです。
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