【HW】Thinkpad X61買った 



 今までサブの持ち歩きPCはX40を愛用していたのですが、さすがにPemM 1.1GHz(しかも低電圧版)だと外でwebを見るときもでいろんなスクリプトが使われているサイトを開くのが重くなってきたり、FireFoxを使っているとブラウジングしてうるちにプログラムがメタボりすぎてメモリが足りなくなってきたりしたので、新しいPCを買おうか延命のために今更DDRな1G のメモリを買おうかと悩んでいました。
 どうせなら安いしMacbockAirとか買おうかなあとかX201もいいなとか思っていたのですが、そんなところにアキバにかなり状態のいいX61の中古品が転がっていたので買ってしまいました。IYHに近いですw

 大体のThinkpadの中古品はすでに戦場をくぐり抜けてきていて、退役したナム帰りの兵士のような年季が入っていてキーボードはてかてかで液晶のヒンジは擦れて緩くなっていて…というのが殆どなのですが、今回見つけたのは殆ど使われていないであろう物だったので外装はかなりきれいです。バッテリのカウントサイクル見たら購入時で46回でした。
 Thinkpadシリーズはキーボードからシステムボードまでパーツは全て出回っているので、壊れてもすぐに自分で直せるは直せるのですが、買ってすぐシスボ交換するというようなことにはなりたくないので、やはり状態がいいに越したことはありません。状態がいいならそれはとっても嬉しいなって。






  HDDが120G,メモリが1GでもCPUがT7300ついて2.7万だったので中々お買い得だったと思います。CPUだけはXシリーズでは交換は無理(シスボごと交換する必要がある)なのでCPUだけいい物がついてればあとはどうにでも出来ます。まあそれでも今更Core2なんですけどね。
 買ったあとは適当に余っていたメモリと組み込み、知り合いが32GのSSDを余らせているとのことだったのでそれを買い掛けで譲ってもらい、 trueimageでD2Dのシステム移行をしました。やっぱりSSDは古い物でもHDDと比べるとかなり快適になりますね。あとは大容量バッテリも取り寄せたので、実際に使ってみた感じ連続使用で4.5時間くらいは持つようになりました。
 
 いやー、やっぱり赤乳首(トラックポイント)はいいですね。キーボードからの手の移動が最小限なのでやっぱり使いやすいです。キータッチもやっぱり Thinkシリーズの物になれてしまうと他の物を受け付けない体になりますね。まあ、キータッチに関して言えばX40の方がしっかりしていると思いますが。

 と、言うようなことをこの間X201を購入したThink歴10年の知り合いの人とファミレスで4時間近く熱く語っていました。本当は僕もX201が良かったのですが、この価格だったらX61でもいいかなと思います。比較してしまうと、やっぱりプロセッサ等の作りはX201の方が新しいので、電力も消費しないし8セルバッテリーが7000mAhもあるので持ち時間がかなり長いというのはありますが…。
 しかしX202はなんか違うと感じましたし、X1もキーボードと液晶が…といった事を言うようになってしまったあたり、もうThinkpadに毒されてますね。




 何だかんだ言っても、やっぱりThinkpadのXシリーズはキュートで抱きしめたくなりますね。今はまだきれいですがいつまでこのきれいな状態が持つのか…。

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【Network】GR2000でのIPv6-over-IPv4トンネルの速度 
 誰が得するか知りませんが、試してしまったのでメモ程度に書いておきます。眠いので超簡易です。

 構成はこういった形で、IPv4の上にIPv6のトンネルを張ります。詳しくは日立純正のマニュアル 構成定義ガイド CLI 編 -CLI タイプ1 階層入 力形式の562ページを見てください。




やったこと

GR2k1とGR2k2のl0(line0)にIPv4アドレスとトンネル用のリンクローカルアドレスを振る
その上にトンネルを張る
GR2k1とGR2k2のl1(Line1)にIPv6を振る
ルーティング

GR-1(config)# line l0 ethernet 2/0

[line l0]
GR-1(config)# ip-address 192.168.1.1/24

[line l0]
!GR-1(config)# ip-address fe80::1/64

[line l0]
!GR-1(config)# save

GR-1(config)# tunnel six-o-4 192.168.1.1 remote 192.168.1.2

[tunnel six-o-4]
GR-1(config)# ip fe80::1 destination_ip_address fe80::2

[tunnel six-o-4]
!GR-1(config)# save

GR-1(config)# line l1 ethernet 2/1

[line l1]
GR-1(config)# ip-address 1::1/64

[line l1]
!GR-1(config)# save

GR-1(config)# static ip6-default interface six-o-4


IPを置き換えただけのものをGR2でもやります。まあ本当は1::1とか使ってはいけないんですけどね。外に出ないのでまあいいか、とw
RAは使わずに自分でIPを固定し、デフォゲを1::1と2::1に向けたらそれぞれ相手のサブネットにトレースしてみます。今回は両方ともWindowsです。

C:\Users\owner>tracert -d 2::2

2::2 へのルートをトレースしています。経由するホップ数は最大 30 です

1 <1 ms <1 ms <1 ms 1::1
2 1 ms 1 ms 1 ms 2::1
3 1 ms 2 ms 2 ms 2::2

トレースを完了しました。


相手に通信できることを確認したらいつも通りiperfです。iperfのサーバー側ではiperf -s -Vとやることによりv6でのリッスンを有効にします。

ちなみに事前にリンクローカルでv6を試したときはこうなりました。
C:\Users\owner>C:\Users\owner\Desktop\jperf-2.0.2\bin\iperf.exe -c fe80::3 -w 128K
-i 1 -V
------------------------------------------------------------
Client connecting to 1::3, TCP port 5001
TCP window size: 128 KByte
------------------------------------------------------------
[156] local 1::2 port 52539 connected with 1::3 port 5001
[ ID] Interval Transfer Bandwidth
[156] 0.0- 1.0 sec 106 MBytes 890 Mbits/sec
[156] 1.0- 2.0 sec 107 MBytes 897 Mbits/sec
[156] 2.0- 3.0 sec 106 MBytes 887 Mbits/sec
[156] 3.0- 4.0 sec 106 MBytes 887 Mbits/sec
[156] 4.0- 5.0 sec 106 MBytes 885 Mbits/sec
[156] 5.0- 6.0 sec 107 MBytes 901 Mbits/sec
[156] 6.0- 7.0 sec 107 MBytes 898 Mbits/sec
[156] 7.0- 8.0 sec 104 MBytes 874 Mbits/sec
[156] 8.0- 9.0 sec 106 MBytes 888 Mbits/sec
[156] 9.0-10.0 sec 107 MBytes 901 Mbits/sec
[156] 0.0-10.0 sec 1.04 GBytes 891 Mbits/sec


トンネル(100Mbps)を超えて同じくWindowサイズ128Kでやった結果

C:\Users\owner>C:\Users\owner\Desktop\jperf-2.0.2\bin\iperf.exe -c 2::2 -w 128K
-i 1 -V
------------------------------------------------------------
Client connecting to 2::2, TCP port 5001
TCP window size: 128 KByte
------------------------------------------------------------
[156] local 1::2 port 52307 connected with 2::2 port 5001
[ ID] Interval Transfer Bandwidth
[156] 0.0- 1.0 sec 1.98 MBytes 16.6 Mbits/sec
[156] 1.0- 2.0 sec 3.16 MBytes 26.5 Mbits/sec
[156] 2.0- 3.0 sec 3.16 MBytes 26.5 Mbits/sec
[156] 3.0- 4.0 sec 3.16 MBytes 26.5 Mbits/sec
[156] 4.0- 5.0 sec 3.16 MBytes 26.5 Mbits/sec
[156] 5.0- 6.0 sec 3.16 MBytes 26.5 Mbits/sec
[156] 6.0- 7.0 sec 3.16 MBytes 26.5 Mbits/sec
[156] 7.0- 8.0 sec 3.16 MBytes 26.5 Mbits/sec
[156] 8.0- 9.0 sec 3.15 MBytes 26.4 Mbits/sec
[156] 9.0-10.0 sec 3.16 MBytes 26.5 Mbits/sec
[156] 0.0-10.0 sec 30.4 MBytes 25.4 Mbits/sec


Windowサイズ18Kでやった結果

C:\Users\owner>C:\Users\owner\Desktop\jperf-2.0.2\bin\iperf.exe -c 2::2 -w 18K -
i 1 -V
------------------------------------------------------------
Client connecting to 2::2, TCP port 5001
TCP window size: 18.0 KByte
------------------------------------------------------------
[156] local 1::2 port 52285 connected with 2::2 port 5001
[ ID] Interval Transfer Bandwidth
[156] 0.0- 1.0 sec 2.99 MBytes 25.1 Mbits/sec
[156] 1.0- 2.0 sec 2.99 MBytes 25.1 Mbits/sec
[156] 2.0- 3.0 sec 3.00 MBytes 25.2 Mbits/sec
[156] 3.0- 4.0 sec 2.99 MBytes 25.1 Mbits/sec
[156] 4.0- 5.0 sec 3.03 MBytes 25.4 Mbits/sec
[156] 5.0- 6.0 sec 2.98 MBytes 25.0 Mbits/sec
[156] 6.0- 7.0 sec 3.00 MBytes 25.2 Mbits/sec
[156] 7.0- 8.0 sec 2.97 MBytes 24.9 Mbits/sec
[156] 8.0- 9.0 sec 2.99 MBytes 25.1 Mbits/sec
[156] 9.0-10.0 sec 2.98 MBytes 25.0 Mbits/sec
[156] 0.0-10.0 sec 29.9 MBytes 25.1 Mbits/sec



やっぱり駄目でしたね。というか高速な処理には6BH以上でrmボードを増設しろと書いてあるので、やはり2Bでは駄目な様子です。

ちなみに1つのルーターでのスタティックルートのみでiperfしたときのの結果です。

こんな図です。




C:\Users\owner>C:\Users\owner\Desktop\jperf-2.0.2\bin\iperf.exe -c 2::2 -w 18K -i 1 -V
------------------------------------------------------------
Client connecting to 2::2, TCP port 5001
TCP window size: 18.0 KByte
------------------------------------------------------------
[156] local 1::2 port 52972 connected with 2::2 port 5001
[ ID] Interval Transfer Bandwidth
[156] 0.0- 1.0 sec 11.1 MBytes 93.3 Mbits/sec
[156] 1.0- 2.0 sec 11.1 MBytes 93.3 Mbits/sec
[156] 2.0- 3.0 sec 11.1 MBytes 93.3 Mbits/sec
[156] 3.0- 4.0 sec 11.1 MBytes 93.2 Mbits/sec
[156] 4.0- 5.0 sec 11.1 MBytes 93.1 Mbits/sec
[156] 5.0- 6.0 sec 11.1 MBytes 93.2 Mbits/sec
[156] 6.0- 7.0 sec 11.1 MBytes 93.3 Mbits/sec
[156] 7.0- 8.0 sec 11.1 MBytes 93.3 Mbits/sec
[156] 8.0- 9.0 sec 11.1 MBytes 93.0 Mbits/sec
[156] 9.0-10.0 sec 10.9 MBytes 91.8 Mbits/sec
[156] 0.0-10.0 sec 111 MBytes 93.0 Mbits/sec

C:\Users\owner>C:\Users\owner\Desktop\jperf-2.0.2\bin\iperf.exe -c 2::2 -w 128K
-i 1 -V
------------------------------------------------------------
Client connecting to 2::2, TCP port 5001
TCP window size: 128 KByte
------------------------------------------------------------
[156] local 1::2 port 52976 connected with 2::2 port 5001
[ ID] Interval Transfer Bandwidth
[156] 0.0- 1.0 sec 7.84 MBytes 65.8 Mbits/sec
[156] 1.0- 2.0 sec 11.1 MBytes 93.5 Mbits/sec
[156] 2.0- 3.0 sec 11.1 MBytes 93.5 Mbits/sec
[156] 3.0- 4.0 sec 10.7 MBytes 89.8 Mbits/sec
[156] 4.0- 5.0 sec 11.2 MBytes 93.7 Mbits/sec
[156] 5.0- 6.0 sec 11.1 MBytes 93.3 Mbits/sec
[156] 6.0- 7.0 sec 11.1 MBytes 93.5 Mbits/sec
[156] 7.0- 8.0 sec 11.1 MBytes 93.4 Mbits/sec
[156] 8.0- 9.0 sec 11.1 MBytes 93.5 Mbits/sec
[156] 9.0-10.0 sec 11.1 MBytes 93.4 Mbits/sec
[156] 0.0-10.0 sec 108 MBytes 90.2 Mbits/sec





結論;やっぱりトンネルとかNAPTとかそういったソフトウェアの処理をかませてはいけない

惜しいルーターなんですけどねえ。。。。

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【HW】Intel Pro1000MT QuadPort 



一枚300円だったからついかっとなって買った
後悔はしていない







中身は普通の1000MT/QPです。




とりあえずPCI-Xで繋いでiperfを試してみたところ、各ポートで1Gbps近い通信が出来たのでおそらく問題ないのだと思います。1枚のカードをテストするのに4回ポートを切り替えないといけないという。



ひどいw

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【HW】さくらVPSとかXeonとかのベンチマーク 


 メモを漁っていたら出てきたのでせっかくなので公開します。本当はXeon云々のエントリのあとに書こうと思っていたのですがすっかり忘れていました。

 テスト方法はPhoronix-test-suiteのバイナリをここからダウンロードしてtar を解凍して中にあるphoronix-test-suiteを実行しました。実行したのはMulticoreです。まあ、実行環境がばらばらなので公平ではないですが…。

もっと読む...

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【HW】マルチプロセッサに魅せられて 
 ひょんな事からMem 6G,Xeon E5504 x1装備のExpress5800 GT120aを20kで手に入れたのですが、これのおかげで様々な苦労をしました…。1ヶ月分近くのことになるので話せば更に長くなるのですが適当に端折ります。


 まず、GT120a本体が28Kg程度あるのでアキバから持って帰ってくるのに一苦労でした。その日は持って帰ってくることで精一杯で電源だけ入ることを確認して力尽きました。まあ、これはよくあることなので 別にいいです。




 そして次の日にアルバイトに出勤する前にちょろっと某所を見ると、何故かXeon E5520が1つ1.2万で2個売っていたので、価格のつけ間違えではないかと思いつつとりあえず何も言わずIYHしました。まあ、1つのプロセッサーの能力としてはCore i7 920程度だと言うことを考えると妥当な値段かもしれませんが、マルチプロセッサ用CPUになるといきなりギャランティーがのって価格が跳ね上がるんです。それを考えると異常に安いのです。
 この時点ではGT120aで使用しているM/BはIntel 5520なので、オフィシャルではE5520は搭載していないのですがチップセット的には対応しているし、後継機種のGT120bではE5620が載るので問題ないだろうと思っていました。

…が、そこまで物事うまくいきませんでした。
CPU を1つだけで起動するとSocket 0でもSocket1でも起動するのですが、デュアルプロセッサにすると起動できず。基本的に1CPU時はSocket0じゃないと起動しないと思っていたのですがSocket0に載せずにSocket1だけに載せてもPOSTするんですね…。




  1CPU構成時にはしっかりとCPUIDも見れ、ベンチマークも通るのでHW的には問題無さそうでした。CPUIDで調べるとCore i7と同じマイクロコードなので誤認識してるのかとも思いましたが、Intel 5520でCore i7はそもそも動かないですし…。
http://homepage.virgin.net/roy.longbott ... esults.htm

 どうでもいいですがマザーのシルクにはSocket0/1と記載されているのですがBIOSではCPU1/2なのでどちらかに統一して欲しいです。メモリのバンクも0から始まるのか1から始まるのか…。

 次の日もバイト出勤前にまた某所を見るとE5504が置いてあった(これは1週間くらい前からありましたが)のですが、まあもう少し色々試してから駄目だったら買ってみようと思ってこのときはスルーしてしまいました。今思えばこのときに四の五の言わずに買っておくべきでした…。

 家に帰ってまたM/Bを眺めるとCPUの近くにEnable/Disableの切り替えっぽいジャンパーとメモリのVcc切り替え?っぽいジャンパーがあったので2^5回ほど組み合わせを試してみたのですが2CPU時には意味無しでした。






 ここまでで分かったことは

・1ソケット時はどっちの石/ソケットでも立ち上がる
・石はおそらくどちらも正常
・CPUのソケットは2つとも正常
・メモリソケットも正常
・2CPU時にPOSTしないと言うことはCPUをうまく認識できてない?
・CPU-CPU間のQPIパスが死んでる?
・BIOS側で制限してる?

 ここで、マザーが正常なのかどうなのかを確認するためにE5504でも買ってこよう…と思っていたらいつの間にか売り切れていましたorz 売り切れてから思う「何故買わなかった」という自責の念。

 何にせよ、せっかくのCPUを無駄にしたくないのと16スレッドの姿が見られないのでどうにかして見たいと思っていたところにSupermicroの板が。この板ならいける!と、西のIYHの神を見習ってIYH!!!もはや16スレッドを動かすことが目標になりつつあります。と言うかもう泥沼にハマって肩ぐらいまで沈んでいますね。

 さて、●の板にE5520を載せて起動してみると…POST来た!
しかもこの板にはVGAリダイレクトのIPMIがついているので、VGAに映る全てのものが遠隔地から確認できます。わかりやすく言うとBIOSも見れるVNCがマザボ上についてるようなものです。一度使ってみたかったんですよね。




 手前が実際にVGAに出力されている映像で、奥のディスプレイに映っているのがIPMIのコンソールです。

 POSTが通ったのでOSを立ち上げて確認。これが見たくて色々IYHしたのでこれを見れて満足です。




 このあとにアキバをさまよっていたらE5504を見つけたのでやけになってIYHしました。以前の値段よりは若干高かったですが定価を考えればまだまだ安いです。

 で、これをGT120aにつけて起動してみるとこっちでもPOSTしました。Phoronix-Test-Suiteも1晩中回ったので大丈夫そうです。

 ちなみに、Express5800 GT120シリーズに使われているクーラーのネジ位置は普通の1366用のクーラーと同じなのですが、バックプレートを使っているのでプッシュピン式のものは使えません。一番いいのは純正クーラーを見つけてくることですが、中古などでこれに遭遇できる確率はかなり低いと思います。実際にアキバ中や ebay/ヤフオクを探しても見つかりませんでした。

 それなら作ってしまえ、とアキバのラジオでパートに売っているクーラーを買ってきました。



 
 左が純正、右が1000円のCPUクーラー。おそらくHPのWS かDT機で使われていたであろうものです。ネジ穴そのものはジャストだったのですが、そのままつけようとするとVRMについているヒートシンクに干渉してしまうのでクーラーの一部を切り取りました。




 ディスクグラインダーでw

 ちょっと対象が小さくてやりづらかったですが何とか切断できました。まさに"自作"PCです。




 1個目はまだコツが分かっていなかったので気がついたら伝熱のパイプを切ってましたがまあこれくらいなら許容範囲でしょう…。




 右が切断前、左が切断後です。

 これで無事にシンクに干渉せずにつけることが出来ました。




 こう色々いじっていると「ネジ位置が少し違ってあと少しでつかない!」とか「あと少しでつくのにぶつかって取り付けられない!」というのに多々遭遇してきたので、「ないなら可能な範囲で作ろう」というある意味悟りを開きはじめました。電動ドリルとディスクグラインダーはあるととても便利です。


 1366のマザーはトリプルチャンネルを使っているため、最高のパフォーマンス(メモリ帯域)で動かすには3x2の6チャンネルで動かすのがいいのですが、そもそもメモリ枚数が物理的に足りません。メインマシンの2GなDDR3-PC1600を6枚をばらしてテストしましたが、いずれメモリーは買ってきます。と言うかメモリを買ってこないと動かせないです。

要約すると
Express5800IYH!!!!!→ それに使うCPUもIYH!!!→Express5800じゃE5520うごかねえガタン→E5520用のSupermicroの板 IYH!!!→POST来た!!!!!→アキバ探したらまたE5504があったのでE5504IYH!!!→つかメモリが物理的にたりねえガタン

 そして、最終的にXeon E5504x2な鯖とXeon E5520x2な鯖が 生えてきました。
E5504はGT120aのケースに、E5520はSilverstoneのTJ05STに納めました。まあ、TJ05STも中古で拾ってきたのですが。どうでもいいですがML115を除いた部屋にあるケースの全てがE-ATX Readyという。どうしようもない。




 これらを使ってやりたいことはいくつかあるのですが、最近何故か忙しくて自分の時間が取れないのでまだまだ何も出来ていません。

 なので、時間が取れたら色々やってみたいと思います。


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