【HW】OpenMicroServerのシリアルケーブルについて 


 アキバをぼーっと歩いていたら見つけたのでつい買ってしまいました。正しい型番はOMS-AL400/128で、12V/3Aの社外製(Sharp製)ACがついて980円でした。細かい仕様はここにあります。

 何気にPoE受電に対応していて、PoEスイッチがあればAC無しで動きました。




 ジャンクで拾ってきたのでシリアルケーブルが付属せず、試しにCisco シリアルケーブルやDB9-RJ45ケーブルをいくつか試してみたのですがどれもダメでした。ケーブルが売っていれば買ってもよかったのですが、PH-RD/RHという純正品はとうの昔にEOLになっているので困りました。

 シリアルケーブルがなくても純正ファームであれば192.168.252.254に対してtelnetすれば操作できるのですが、Debian/FreeBSD等のMIPS系CPUに対応した他のディストリを動かそうと言うときに困るので、アサインを調べてみました。

 ピンアサインについてググるとこれがヒットするのですが、OMS-AL400ではまた違うアサインのようでした。
 仕様書を見てみると、シリアルケーブルは3本のみの結線らしく、RxD/TxD/GNDさえ通っていればよいようです。

 テスタを当てて調べた結果
 RJ45 DB9
 1(GND)--5(GND)
 2(NC)
 3(NC)
 4(TxD)--2(RxD)
 5(RxD)--3(TxD)
 以下NC

 となればいいようです。OMS側のRS232Cを使う場合は、OMS側のRJ45をRxTx逆にすれば多分動くと思います。
 手元にダメになったCisco シリアルケーブルとDB9の1-8とRJ45の1-8をクロスさせずにそのまま変換するコネクタがあったので、それを使ってケーブルを作りました。上側がOMSのコンソール側で、下側がDB9です。




 SLCな8GのCFがついてきたので、これに何を入れて遊ぼうか考え中です。

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【その他】ブログをいじってみた 
 今年初めにOSを更新し、それに伴いApacheとPHPのバージョンが上がったのですが、PHPのバージョンが上がってからこのブログシステムがものすごい勢いでapache/error.logを埋めていくので、いい加減システムそのものをこの際更新しようと色々更新しました。一度インストールしてから引き継ぎ引き継ぎで3年4年くらい使い続けていたのでさすがに色々古くなってきました。

 このブログはSimplePHPblogというシステムを使っているのですが、更新そのものはDBなどは使っていないのでphpさえ動けばcontents/とconifg/ディレクトリを昔のものから上書きすれば簡単に更新できます。問題は、4年前のデザインをそのまま今のものに引き継ぐとものすごく色々ずれるという問題や、昔はページの段組にtableタグを使っていたのですが、現行のナウいデザインではdivタグで段組をくむので、スマホ(特に自動でページ幅を最適化するOperaMiniブラウザ)でみるとものすごくブログがずれたりなど、色々大変でした。まあ、これはないと思いつつも作法に従わず使ってしまったものもいくつかありますが。

 ちなみに、地味にリビジョンが上がっていますが、一応色々内部的に変わっています。過去のリビジョンはこんなのです。

  rev0.9 ->確かもらった鱈Pen3 1GHzのPCでサーバーを作り、手書きのHTMLでメモとして作っていた。このときはWindows2kにAnHTTPDだった。
  rev1.0 ->確か上のPCにphpとAnHTTPDをいれ、SimplePHPblogを動かして動的なブログになった
  rev1.2 ->ML115 G1とAthlon 64 x2 5000+ BlackEditionを買い、常時稼働PCのついでに、WinXPとAnHTTPDで動かしていた
  rev2.0 ->常時稼働PCがまた別にきたので、上記ML115 G1にUbuntu 8.04とApache2を入れて本格的なサーバーになった。PHPのZend Optimizerとかも入れてた。
  rev2.1 ->ML115が不調になったのでPentium DC 5200を積んだIntelPCになった
  rev2.2 ->OSがUbuntu 9.04になった
  rev2.3 ->Ubuntuの9.04のaptレポジトリが終わったのでdist-upgradeしようとして失敗したので、OSをDebian 6.01にした。ついでにサブPCが新しくなったのでハードウェアも更新し、CPUがCore 2 duo E8400になった。Linux Native ZFSがWeb用ファイルシステムになった。
  rev2.4 rev1.2からそのままコピーで引き継いだ味わい深い伝統のソースを更新した

 確かこんなだった気がします。色々移植したものの、まだ変なところがあるかもしれないので、何か不具合が見つかったらtwitterあたりで@飛ばしていただけると助かります。

 自分もその昔に教えてもらったので受け売りになりますが、sPHPblogはtargzするだけでバックアップが終わり移行が楽なので、複雑なことをしようと思わなければお勧めです。

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【HW】GTX680とZR2740wを導入した 
 少し前のことなのですが、モニターとグラボを変えました。(グラボは1ヶ月前、モニタは3週間くらい前に仕入れて1週間くらい前にようやく入れ替えた)
 GPUはGTX295からGTX680へ、モニタはIOデータのLCD-AD241XBがダメになったのでHPのZR2740wへ変わりました。

 まずGPUですが、GPUはMSIのN680GTX Twin Frozr III OCと言うモデルで、GTX680はVRAMが4Gのカスタムモデルと2Gの標準モデルがあるのですが、こちらのモデルはVRAM2Gの標準モデルです。




 上がGTX295で下がGTX680です。上のGTX295をみて違和感を感じる人はかなりマニアックですが、クーラーの形が第二世代のものです。第一世代の295もあったのですが、熱で壊れてしまい買い換えました。




 結果として、295比で消費電力が約100W近く下がり、GPU1枚でディスプレイ出力を4枚まで出せるようになり、ゲームもSaintsRows the thirdやBF3のようなDX10/11を使うゲームにてFPSが2-30FPS上がりました。しかしSRTTではライティングディテールをHighにすると680ですら25FPSを割ります。これさえ有効にしなければそれ以外の他の設定は全てHighでいいんですが。まあそこまで違いが気にならないのでいいですが。

 GTX580や480ではディスプレイ出力ポートが3つあっても、そのうち利用できるのは合計2つの排他使用になるので、680でも出力ポートが色々ついていてもそのうち使えるのは3つとか2つだと思っていたのですが、全てのポートを同時に使うことが出来ました。
 DisplayPortをそのまま使おうとするのは使い勝手が悪い感じがしますが、今回はZR2740wがDP入力かDVI-DualLink入力のみだったので、丁度空いていたDPを利用できたので丁度よかったです。

 細かなスコアについては4Gamerの検証記事とほぼ同スコアが出たので省略します。
http://www.4gamer.net/games/120/G012093/20120320002/
 ただし、構成がHDDx8台、CPUがCore i7 950@3.8GHzである故、アイドル時で大体220W、フルロードで450W程度だったので消費電力だけは違います。X58をOSするとスコアはいいんですが、さすがに消費電力が。。。X79チップセットにしようかどうしようか…。

 ZR2740wは、ディスプレイが一枚ダメになってどうしようかなあと悩んでいるところに、とあるところで格安で売ると言ってくれたので買ってしまったと言うIYHに近い買い物でした。ちなみに、ダメになってしまったモニタです。




1920*1200の解像度を超えるので、接続にはDisplayPortかDVI-DualLink入力が必要になります。初めてのDIV-DualLinkを使うモニタです。DIV-SingleLinkとの差は、真ん中のピンがあるかないかです。




 アキバでジャンクなワゴンに転がっている適当なモニタケーブルを買ってくると、どさくさに紛れてDVI-DualLinkのケーブルが混ざっていたりして、それまでは気にしていませんでしたが探してみると何故か家に数本ありました。

 ZR2740wを使ってみた第一感想は、かなり素っ気ないです。普通のディスプレイにある色味調整などをするOSDの類は一切なく、あるのは輝度を調整する+-のスイッチと、入力切り替えと電源ボタンです。輝度調整のスイッチも、普通のディスプレイであれば現在輝度が何%なのかがOSDに表示されると思いますが、このディスプレイはそれすらもなく、最初はポチポチ押しても輝度が変わったことに全く気がつきませんでした。押し続けるとかなり明るさが変わるので、それでようやく気がつきました。ちなみに、輝度MAXにするとかなり目が痛いです。
 色味に関しては、自然な色だと思いました。ただ、初期の色温度が6500Kに設定されていて、個人的には若干赤みを押さえて青みを強く出した方が好きなのでWindows側から調整しました。
 IPS液晶なので、応答速度が14msと若干高いですが、この辺のテストやゲームをしても特に残像が気になるようなこともありませんでした。

 問題はそれまではディスプレイを24インチで3枚揃えていて、解像度は1920*1200で揃っていたのですが、ここで崩れてしまい、ディスプレイ間のDPIが変わり枠の大きさがディスプレイをまたぐとかなり変わってしまうと言うことです。



 しかし、最近は特に家でWeb開発をしていているわけでもDTMをしているわけでもないので、この広大なディスプレイ領域はあるだけ無駄遣いしている気がしてならないです。もっとこう生産的なことをするべきですね、はい。(クリックするとフルサイズを開きますが横に8080pxあるので注意してください)


 
 GTX680は、近頃値段が結構下がってきているので、ゲームをしたいならおすすめです。ZR2740wも、もう一枚あったら欲しいなあと思うくらいよくできていました。と言う報告だけ書いておきます。
 
 //訂正
 DIV-DとDIV-DualLinkを勘違いしていたので直しました。

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【カンファレンス】オープンソースカンファレンス2012 Tokyo/Fall へ行ってきました 
 一ヶ月と二週間ぶりの更新です。密かに一週間に一度更新しようと目標を立てていたのですが、一度破綻してしまうとなし崩し的に更新をサボってしまうのでよくないですね。やー、だって八月中部屋が暑くて何もする気が起きなかったんだもん…(室温平均36-8度)。まあ、この間の失われた期間はいつか補完します。はい。

 さて、久々の更新のネタはOSC Tokyo 2012/秋に行ってきたよ!というネタです。写真の量が多いので割ります。



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【その他】Flash Live Media Encoderあれこれ 
 前回の続きなのですが、前回のにまとめると長くなりすぎるので分けました。

 Ustreamではより高画質な配信をするときにFlash Media Live Encoder(以下FMLE)を利用するのですが、FMLEでは配信するときにVP6とH2.64を選択することが出来ます。では、どちらがいいのか、と言うのを検証してみました。検証方法は、ゲームマシンでこのMegademoを再生し、同じビットレートでキャプチャするという方法です。
http://www.scene.org/file.php?file=/par ... p;fileinfo
 Megademoなので映像の内容はHDRが綺麗だなあ位の内容です
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