そして帰ってきて調べてみると、IBMのModelMというかなり歴史のあるキーボードでした。識者によるかなり詳しいサイトがあります。
http://www2.gol.com/users/matty/Atreview/ModelM.html
PS/2のケーブルが外れるキーボードは初めて見ました…。
拾ったときにはCtrlキーとPrsc・Pauseキーが置き換えられているのだと思ったのですが、どうやらこれはキートップの上にキャップをかぶせるタイプのもののようで、それが外れてどっか行ってしまっているようです。
Crtlキーがないのは若干使いづらいかと思いましたが、そもそもOS側でCapsLockをCtrlにリマップしてHHKライクにしているのであまり影響はありませんでした。
そして、製造年月が1989年と、自分が生まれた年と同じ年に作られていました。どっからでてきたんだろうか…
キーの押し心地は、Realforceに比べるとだいぶ重いのですが、カチカチという、押したときに帰ってくるクリック感によって「確かにキーボードを押している」という気分になります。また、キーボードそのものが非常に重いので、速打してもキーボードが全くぶれません。
個人的に、日本語入力の切り替えをCtrl+無変換キーで行っているので、変換/無変換のキーがないのがちょっと惜しいですが、キーボードの質としてはかなりいいと思います。はやり、昔のものは「中身が詰まっている」ものが多いですね。
日進月歩なデジタルなコンピューターの世界でも、やはりアナログな点ではあまり昔と変わらない…というよりは最近の安いキーボードよりもよほど20年前のキーボードの方が質がいいというのもなんだかなあ、と思います。
と言う文章をModelMキーボードを使うために書いてみました。終わり。
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